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カテゴリー: 急騰銘柄予想

  • 7月23日の上がりそうな注目の銘柄

    7月23日の上がりそうな注目の銘柄


    7月23日 今仕込んでおきたい注目の銘柄

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    今日の相場

    本日の日経平均株価は、前週末比44円19銭安の39,774円92銭と続落しました。東京市場は3連休明けの取引となりましたが、参院選で与党が過半数割れとなったこともあり、政治的不透明感が市場心理の重しとなりました。ただし、この結果については事前にある程度織り込み済みとの見方が強く、朝方は買い戻し主導で一時的に4万円台を回復する場面も見られました。しかし、4万円という心理的節目に到達したことがむしろ利益確定売りを誘発し、後場からは軟調に転じる展開となりました。取引後半には目立った材料もなく、様子見ムードのなかで下げ渋る動きとなっています。

    セクター別では、医薬品、精密機器、その他製品といったディフェンシブや業績が慎重視されやすい業種が売られました。具体的には中外製薬や第一三共、オリンパス、HOYA、任天堂、アシックスなどが下落しており、決算発表を控えた不透明感や、為替の影響を織り込みにいく動きも感じられます。一方で、鉄鋼、非鉄金属、機械などの景気敏感株が買われ、日本製鉄、JFE、住友鉱山、フジクラ、IHIなどが堅調でした。これらの銘柄には、円安基調の為替による業績押し上げ期待や、米中インフラ需要の恩恵を受けるとの見方が背景にあります。

    為替は、ドル円相場が選挙後の週明けに一時円高方向に振れたものの、147円割れには至らず、現在は147円台後半へと買い戻されています。全体としては、先週末の148円台後半から147円台前半までのレンジに収まっており、目先はこのボックス圏でのもみ合いが続く可能性が高いと見られます。一方、ユーロドルなどのドルストレートは、7月に入ってからの緩やかなドル高基調が一服し、現在は1.15台半ばから1.17台前半でのレンジ相場を形成しています。為替の方向感が乏しいなか、株式市場でも材料難からリスクオン・リスクオフのバランスを測る地合いが続いています。

    個別株は、東エレク、ソニーG、トヨタ、キーエンスなど主力どころが売られる一方で、ディスコやアドバンテなどの一部の半導体株が底堅く推移しました。また、原発関連の報道を受けて三菱重工が大幅高となるなど、テーマ性のある銘柄に資金が集中する傾向も見られています。その他、ソディックやアドバンスクリエイト、ACCESS、GMOインターネットなどは需給要因や資本政策に絡む動きから大きく売られました。

    ここからの相場は、全体感としては不透明感が依然として強く、投資家心理は慎重なスタンスを継続しています。特に米国では、インフレ圧力とそれに伴う金利政策を巡っての読み合いが続いており、トランプ前大統領によるパウエル議長への圧力報道や、FRB内部のスタンスに関する思惑がマーケットの変動要因となっています。今週は米経済指標の発表が限られていることから、こうした政治的な要素や、企業決算への注目度がより高まっていくと予想されます。
    日本では、与党の参院過半数割れという政治的不安要素がくすぶるなか、石破首相の続投表明による短期的な安堵感があるとはいえ、中長期的には税制・外交・通商交渉への影響を市場がどう織り込むかが焦点となります。日米関税交渉の行方、さらにイラン情勢や欧州との関税摩擦など、グローバルリスクも意識されるため、積極的にリスクを取りづらい地合いが続きそうです。
    日経平均は4万円という心理的節目を何度か試しては跳ね返されており、しばらくは39,500円〜40,200円の狭いレンジでの推移が基本線と見られます。特に25日移動平均線(現在約39,200円付近)が下値サポートとして意識される可能性が高く、この水準を明確に割り込むようだと一段の下落圧力が強まる懸念があります。
    今後の相場の注目点としては、まず7月末から8月初旬にかけて本格化する日本企業の決算発表です。ここで業績が市場予想を上回るようであれば、選別色の強い個別物色が活発化し、指数全体を引き上げる可能性もあります。特に半導体やインフラ関連、再生可能エネルギー・原発関連といった中長期で成長期待のあるセクターに対しては、押し目買いスタンスが有効と考えられます。

    現在のマーケットは、政治・為替・企業業績という三つの材料をにらみながら、やや方向感を欠いた動きが続いていますが、悲観に過度に傾いている状況ではなく、あくまで調整局面にあるとの見方が妥当です。今後の株価は、一時的に下値を探る場面もあり得るものの、業績好調な銘柄を中心に下値を拾う動きが広がるとみられ、8月に向けて再び4万円台回復を試す展開も十分に視野に入ってきます。特に、鉄鋼・非鉄・電力・原発関連など政策テーマと業績が結びつく銘柄には引き続き注目していきたい局面です。

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    1417 ミライト・ワン

    1801 大成建設

    1802 大林組

    1808 長谷工コーポレーション

    1812 鹿島

    1844 大盛工業

    1893 五洋建設

    1925 大和ハウス工業

    1934 ユアテック

    1942 関電工

    1944 きんでん

    1980 ダイダン

    218A Liberaware

    2317 システナ

    2326 デジタルアーツ

    2334 イオレ

    247A Aiロボティクス

    2586 フルッタフルッタ

    2726 パルグループホールディングス

    2730 エディオン

    2768 双日

    290A Synspective

    3046 ジンズホールディングス

    3064 MonotaRO

    3088 マツキヨココカラ&カンパニー

    3093 トレジャー・ファクトリー

    3197 すかいらーくホールディングス

    3271 THEグローバル社

    3288 オープンハウスグループ

    3349 コスモス薬品

    3350 メタプラネット

    338A Zenmu Tech

    3391 ツルハホールディングス

    341A トヨコー

    3491 GA technologies

    3542 ベガコーポレーション

    3543 コメダホールディングス

    3563 FOOD&LIFE COMPANIES

    3565 アセンテック

    3626 TIS

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    3661 エムアップホールディングス

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    3861 王子ホールディングス

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    4204 積水化学工業

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    6269 三井海洋開発

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    8194 ライフコーポレーション

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    8267 イオン

    8276 平和堂

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    8802 三菱地所

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    9022 JR東海

    9024 西武ホールディングス

    9064 ヤマトホールディングス

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    9468 KADOKAWA

    9601 松竹

    9602 東宝

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    9627 アインホールディングス

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    本日(17日)の東京市場は、為替動向がまず注目されました。ドル円相場は、前日に一時146.90円台まで下落したものの、トランプ前大統領がパウエルFRB議長の解任報道を否定したことを受けて反発し、148円台後半まで持ち直しました。東京時間では買いが広がる展開となっており、ドルは底堅い動きを維持しています。ドル指数もテクニカル的に重要な10日・21日移動平均線で支えられており、7月に入ってからのドル高の流れが続いています。

    株式市場に目を移すと、日経平均株価は前日比で237円39銭高の39,901円19銭と反発し、終盤にかけては高値圏での推移となりました。前日の米株市場では、PPIが市場予想を下回り、利下げ期待が再燃したことで買い戻しの動きが強まり、最終的に上昇して取引を終えました。トランプ前大統領のパウエル議長解任に関する報道が一時的にリスクオフを誘発しましたが、本人の否定発言によって市場は落ち着きを取り戻しました。こうした動きが日本株市場にも波及し、東京市場では前場こそ軟調でしたが、後場に入ってからは一転して上昇に転じ、半導体関連株を中心に買いが集まりました。
    特に台湾TSMCの好決算が投資家心理を支え、国内の半導体株にも物色の流れが波及しました。業種別では、その他製品、サービス業、医薬品、情報通信、保険、建設などが買われ、全33業種中26業種が上昇。一方で、鉱業、鉄鋼、石油などの資源系セクターは軟調でした。個別銘柄では、三井E&S、ブロードリーフ、ACCESSなどが大幅高を記録し、決算や格上げを好感した買いが目立ちました。反対に、セブン&アイHDは買収提案の撤回を嫌気されて大幅安、また、レーザーテックや東京エレクトロンなどの一角で利確売りも見られました。

    今後の株価の動きについては、引き続き米国の経済指標と政治動向に大きく左右される展開が続きそうです。本日発表される6月の米小売売上高が市場予想通りに堅調であれば、米景気の底堅さが意識され、ドル高・株高の流れが加速する可能性があります。また、今週後半にはFRB高官の発言や米企業決算も控えており、とくにネットフリックスなどの大型ハイテク企業の業績が市場心理を左右することになるでしょう。日本株はTSMC決算を受けて半導体株が持ち直したとはいえ、外部環境次第で再び売りが優勢となる場面も想定されます。為替市場では148円台後半が重くなれば、輸出株の頭打ち感も出てくる可能性があります。ただ、39,000円を大きく割り込む展開までは想定しづらく、今後の焦点は来週以降のFOMC関係者の発言トーンや、日米の政策スタンスの差異に絞られてくると考えられます。短期的には日経平均は39,500円〜40,200円のレンジ内でもみ合う公算が大きく、個別物色の色合いが強まる展開となるでしょう。

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    本日の東京市場では、為替市場が注目を集める展開となりました。ドル円は一時149円台まで上昇する場面があり、昨日発表された米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、インフレ圧力の根強さが再認識されたことが背景にあります。CPIは市場予想と概ね一致したものの、前回値より上昇していたことが市場にタカ派的な印象を与え、一時的なドル売り反応の後にはドル買いが優勢となりました。これにより、FRBによる年内利下げ観測が一段と遠のいたとの見方が広がり、ドル円の上昇圧力につながっています。
    株式市場では、日経平均株価が前日比14円62銭安の39,663円40銭と小幅に反落しました。寄り付き直後には買いが先行し、心理的な節目である4万円台も意識される場面がありましたが、戻り待ちの売りに押されてその後は方向感に乏しい展開となりました。

    業種別では、不動産、パルプ・紙、証券、保険、銀行などの金融・内需系を中心に下落しました。代表的な銘柄では、三井不動産や王子HD、大和証券グループ、東京海上などが軟調でした。一方で、その他製品や情報通信が買われ、大日本印刷、任天堂、KDDI、LINEヤフーなどが堅調に推移しました。個別銘柄では、ヨシムラ・フード、テラスカイ、いちごなどが下落する一方、JCRファーマやライドリンク、東宝などが上昇しました。
    本日夜には、米国の6月生産者物価指数(PPI)が発表されます。市場予想は前月比でやや加速する一方、前年比では伸びの鈍化が見込まれており、仮に予想通りとなれば昨日のCPIとは異なるメッセージ性を持つ可能性があります。ただし、市場に与える影響という点ではCPIに比べて限定的とみられます。また、トランプ前政権の関税措置を見越した駆け込み輸入の影響も観測されており、PPIの前月比の動きに注目が集まります。
    このほか、米鉱工業生産指数、MBA住宅ローン申請指数、カナダの住宅着工件数など複数の経済指標が発表予定で、さらにはFRB高官の講演やベージュブックの公表も控えており、市場の反応次第では為替・株ともに一段の変動要因となりそうです。

    今後の動きは、まずは4万円の大台を巡る攻防が注目されます。昨日のCPIの結果や今晩のPPI、そしてFRB高官の発言を受けた米金利の動向が、リスク資産への姿勢に影響を与えると見られます。米長期金利が高止まりすれば、国内のハイテクやグロース株には重荷となりやすく、TOPIX型のバリュー株も選別的な動きが続く可能性があります。ただし、企業決算が本格化する中で、個別業績を手がかりにした物色が広がれば、指数全体の下支えとなる可能性もあります。総じて、当面は神経質な展開が続くと予想され、為替の動きと米金融政策への思惑が株式市場の主なドライバーとなるでしょう。4万円を明確に上抜けられるか否かが、夏場の相場の方向性を占う上で重要な節目となりそうです。

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    1812 鹿島

    1844 大盛工業

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    1925 大和ハウス工業

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    3093 トレジャー・ファクトリー

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    3271 THEグローバル社

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    3542 ベガコーポレーション

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    本日の為替市場は、ドル円が147円70銭前後でのもみ合いが続いており、方向感に乏しい展開となっています。7月に入ってからドル指数がじわじわと上昇する動きを見せていたこともあり、今晩発表される米6月消費者物価指数(CPI)の結果に市場の注目が集まっています。予想は前年比+2.6%、コアCPIは+2.9%と、いずれも前月からの上昇が見込まれており、仮に予想を上回る結果となればドル買いが加速する可能性があります。一方で、予想を下回る結果となればドル売りが優勢となり、足元のドル高基調に変化を与える可能性があるため、要警戒です。トランプ前大統領のSNS発信なども含め、政治的なノイズが相場に影響する展開も十分に考えられます。

    株式市場では、日経平均が4営業日ぶりに反発し、終値は前日比218円40銭高の39,678円02銭と、後場にかけて堅調に推移しました。TOPIXもわずかながら上昇し、全体的に落ち着いた値動きとなりました。もっとも、CPI発表を控えていることもあって、積極的な買いにはつながりづらく、方向感に欠ける場面も目立ちました。前場では一時下げに転じる場面も見られましたが、米国株の堅調や円安進行が下支えとなり、後場には上げ幅を拡大しました。
    業種別では、非鉄金属、保険、電気機器などが買われた一方、卸売業や不動産、パルプ・紙などは軟調でした。個別銘柄では、半導体関連株や保険株を中心に買いが入り、東エレク、ディスコ、アドバンテスト、第一生命、東京海上などがしっかりとした動きを見せました。また、米エヌビディアが中国向けGPU販売を再開するとの報道も追い風となり、国内半導体関連に対する物色が強まりました。銀行や証券株にも買いが入り、三菱UFJ、SBI、みずほなどが上昇しました。
    一方で、重工株の一角や、小売、インターネット関連、一部の防衛関連株などが冴えず、川崎重工、良品計画、GMOインターネット、ソニー、サイゼリヤなどが下落しました。決算発表が本格化するなかで、ネガティブな内容の銘柄に対する反応は比較的厳しく、IDOMなどは業績下方修正を嫌気して大幅安となっています。

    今後の株価の動きは、まず今晩の米CPIの結果が最大の注目材料となります。予想を上回るインフレ再加速の兆候が見られれば、FRBによる利下げ観測の後退を通じて米長期金利が上昇し、米株には逆風となる可能性があります。この場合、日本株も連動して上値を抑えられる展開が予想されます。ただ、インフレが予想通り、あるいは下振れた場合には、利下げ期待が再燃し、米株高・円安進行を背景に、日本株にも再びリスクオンの流れが波及する展開も想定されます。テクニカル的には、日経平均は節目の4万円を目前にしており、このラインを明確に上抜けるためには、材料と出来高の伴った一段の買いが必要です。米決算発表の本格化を前にして好決算銘柄への選別物色が進むとともに、国内では7月末にかけて本格化する企業決算が次のトリガーとなる見通しです。当面は、CPIの結果と米金融政策への思惑が、為替と株価双方のトレンドを左右する重要な局面が続くと見ています。

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    今日の相場

    本日の為替市場では、トランプ前大統領がEUおよびメキシコに対して30%の関税を課す可能性を示唆したことを受けて、リスク回避姿勢が見られましたが、円買いとドル買いが交錯するなど、方向感には乏しい展開となりました。ドル円は147円台前半から半ばのレンジでの上下動が続き、積極的なポジション構築には慎重さがうかがえます。背景には、トランプ関税の「TACO(Trump’s Announced Customs Offense)」的性格、つまりパフォーマンス色が強く一時的な材料との見方が定着していることも影響しており、リスク回避の円買いも持続的な動きにはつながっていません。
    国内市場では、7月20日の参議院選挙を控え、自民・公明連立与党が過半数を維持できない可能性が意識され始めており、政局不透明感が円安圧力となっています。加えて、日本の超長期債利回りに上昇圧力がかかる中で、円の上値も限定的となっています。

    株式市場に目を向けると、日経平均株価は前日比110円06銭安の3万9459円62銭と3日続落で引けました。朝方から米国株安の流れを受けて軟調にスタートし、前場は一時280円超下落しましたが、後場には押し目買いも入り一時プラス圏を回復する場面もありました。ただ、買いは続かず、結局は再び売り優勢の展開で大引けにかけてマイナス圏での着地となりました。米国がカナダに対して35%の関税を通知したことや、FRBの利下げ観測の後退が投資家心理を冷やし、全体的に方向感の乏しい動きが続いています。

    業種別では、情報通信やその他製品、空運、陸運などが下落した一方、電気・ガス、機械、不動産など一部業種には買いが入っており、物色の広がりには乏しいながらも、防衛関連やエネルギー関連など一部に資金が向かう展開となりました。個別銘柄では、三菱重工や川崎重工、IHIなどの防衛関連株が堅調だったほか、ファーストリテイリングやトヨタ、日立など主力株の一角にも買いが入りました。一方、JINSホールディングスやジェイテック、日本新薬などが大きく売られ、好決算後の出尽くし感が広がる銘柄には厳しい値動きも見られました。

    明日には注目の米6月消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、インフレの鈍化傾向が続いているか否かに注目が集まります。トランプ氏によるFRBへの利下げ圧力も強まっており、物価統計が市場の利下げ観測にどのような影響を与えるかが焦点です。結果次第では為替・株式ともにボラティリティの高まる可能性があります。
    今後の株価動向については、米インフレ指標や国内政局への警戒感が引き続き重しとなる一方で、米国の長期金利上昇を受けた円安進行が輸出株を下支えする構図も継続すると考えられます。ただし、選挙を控えた日本政治の不透明さや、米中・米欧の貿易摩擦といった外部環境リスクが強まれば、上値は重くなりやすく、株価は短期的には方向感を欠いた神経質な展開が続く可能性が高いと見られます。明日のCPIを通過しても材料不足の状態が続けば、下値は限定的ながらも、上値も重いボックス圏での推移が当面は予想されます。

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    7月11日の上がりそうな注目の銘柄



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    今日の相場

    本日(7月10日)の東京市場は、円高の進行と材料難が重なり、日経平均株価が3日ぶりに反落する展開となりました。大引けでは前日比174円92銭安の3万9646円36銭、TOPIXも15.82ポイント安の2812.34ポイントで取引を終えました。寄り付きから指数連動型ETFの分配金捻出に絡んだ売りが警戒され、加えて円高が進んだことで輸出関連株を中心に重しとなり、相場全体が軟調なムードに包まれました。
    為替市場では、ドル円が146円台前半から145円台後半へと下落し、このところの円安トレンドに一服感が見られました。背景には、本邦超長期債利回りの上昇一服がありますが、20年債入札通過後には再び利回りが上昇するなど、日本の国債増発懸念が根強く、円売り圧力も引き続き意識されています。ユーロ円やポンド円、豪ドル円といったクロス円では再び円安方向へと振れ、為替全体としては方向感に乏しいながらもやや円売り優勢といったところです。

    米国市場では、トランプ政権の関税政策に対する姿勢が若干柔軟化したことを受けて安心感が広がり、ナスダック総合指数は史上最高値を更新しました。とくに半導体株の主力であるエヌビディアが上昇を牽引しており、全体としては底堅い展開でした。日本市場もこの米株高を好感するムードはあったものの、円高進行と利食い売りが重なり、買いの勢いにはつながりませんでした。
    業種別では、33業種中26業種が下落。特に電気・ガス、石油・石炭製品、海運、小売、電気機器など景気敏感なセクターが総じて売られました。一方、証券商品先物や精密機器など一部のディフェンシブセクターは底堅さを見せ、建設関連にも買いが入りました。個別銘柄では、古野電気が好決算を受けて大幅高となったほか、GMOインターネットやWOWOW、コシダカHDなども上昇。半面、SHIFTやウイングアーク1stなどは業績や材料出尽くしの警戒感から大きく売られました。

    明日以降の見通しは、まず為替市場ではドル円の145円台後半~146円台前半が意識されるレンジとなりそうです。日本の国債増発懸念に伴う長期金利の動向と、海外要因としてのFRBメンバーの講演内容がカギとなります。米経済指標が少ない週ということもあり、為替は方向感に欠ける展開が続くでしょう。
    日本の政治情勢(参院選)や財政懸念、米中通商政策の行方が投資家心理を左右します。一方で企業決算シーズンを控えており、業績への期待感が再び相場を押し上げる場面もあるでしょう。日経平均は依然として4万円を意識した水準にありますが、ここを明確に抜けるには新たな好材料が必要です。
    テクニカル的には、日経平均は25日移動平均線(現在およそ3万9100円)を下値のサポートとし、上値は4万円を目前にやや重たい印象です。MACDやRSIなどのオシレーター系指標も過熱感が和らいでおり、一旦の調整局面にあると考えられます。現状はレンジ内でのもみ合いながら、下値の堅さも見えるため、個別物色中心の相場が続くとみられます。

    今週は調整色が濃くなるものの、為替の安定と米株の強さが続けば、再び日経平均も4万円台チャレンジに向けた下地を整える展開が期待されます。今後も為替と金利の動きに注意を払いながら、堅調な業績を背景にした個別株への選別投資がカギとなりそうです。

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    1417 ミライト・ワン

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    今日の相場

    本日9日の東京株式市場は、為替市場における円安基調を追い風に、日経平均株価は132円47銭高の39,821円28銭と続伸しました。TOPIXも11.62ポイント高の2,828.16ポイントと堅調な値動きとなりました。
    朝方の東京市場では、米株市場がまちまちとなったことを受け、買い先行でスタート。特にナスダックやSOX指数が上昇したことから、国内でもハイテク株に買いが集まりました。寄り付き直後には日経平均が一時282円高まで上昇する場面もありましたが、その後は戻り待ちの売りに押されて一時マイナス圏に転落。ただ、後場に入って持ち直すなど、1日を通じて方向感に乏しい展開ではあったものの、底堅さは維持されました。
    今回の相場の背景にあるのは、トランプ前大統領が日本に対して25%の関税を課す方針を示した点です。8月1日までの交渉猶予が設けられているとはいえ、輸出の減少は確実視され、将来的な実需減少が円売り圧力を生んでいる構図です。実際、ドル円は一時147円台を突破し、6月の高値148.03円が視野に入る展開となってきました。クロス円も総じて強く、ユーロ円は172円台、ポンド円は200円に迫るなど、円全面安の様相を呈しています。
    国内政治にも市場は敏感に反応しています。参院選における与党の過半数割れ観測が浮上し、財政政策に対する不透明感が拡大。特に保守的野党の支持が伸びており、給付政策や消費減税が争点になる中、国債増発リスクが意識され、超長期債利回りの上昇も続いています。こうした“日本売り”の側面も、円安トレンドを補強しています。

    セクター別では、石油・石炭製品や鉱業、その他金融業、不動産、輸送用機器が相場をけん引しました。出光興産、ENEOS、INPEX、トヨタ、ホンダ、野村HD、大和証券Gなどが上昇し、円安メリットを享受しています。また、JCRファーマは米バイオ企業との提携を材料に大幅高となりました。
    一方で、非鉄金属や機械株、電力・ガス株が軟調。フジクラや住友電工、ディスコ、三菱重工業などが売られました。個別では、前期業績の下振れでハニーズHDが急落、西武HD、アイル、日置電機なども値下がり率上位となりました。海外市場では、トランプ前大統領が関税上乗せ猶予の延長を否定したことから米株は警戒ムードが強まり、NYダウは続落。一方でAI関連に支えられたナスダックは底堅く推移し、指数全体はまちまちで終了しています。

    為替は、ドル円が147円台に到達し、6月の高値を試す展開。FOMC議事録の公表を控えて様子見ムードもありますが、円の需給構造には依然として偏りが見られ、円キャリー取引の再活性化も話題となっています。
    一方で、参院選で与党が過半数割れとなるような事態が現実味を帯びれば、日本の財政リスクへの懸念から超長期金利の上昇が加速し、国債価格の下落(利回り上昇)→外債投資回避→円売りという一連の流れが強まる可能性も否定できません。

    8月1日の関税発動猶予期限が最大の注目点です。交渉が進展すればサプライズ的な買い材料となり得ますが、トランプ前大統領の発言は予測不能な面もあり、交渉の難航や突然の関税発動には警戒が必要です。また、国内では参院選情勢が政策期待や失望に直結するため、選挙関連報道にも注意が必要です。
    テクニカル面では、日経平均が再び心理的節目の4万円に接近しています。複数回トライして跳ね返されている経緯があるため、現状は39,300円〜40,000円のボックス圏でのレンジ推移とみられます。RSIやMACDなど主要指標も方向感が出ておらず、トレンドレス状態が続いています。
    ただし、ドル円が148円台を明確にブレイクし、円安トレンドが加速すれば、輸出株主導で日経平均が4万円台を一気に突破するシナリオも視野に入ってきます。その場合、短期筋の買い戻しが連鎖的に発生し、上値のフシを超えてくる展開も期待できます。

    今日は円安や米株堅調を背景に続伸となったものの、上値追いには慎重な姿勢も根強く、トランプ関税や参院選をめぐる不透明感が心理的な重石となっています。今後1カ月は「8月1日」という明確な期限が意識される地雷原相場が続きそうです。

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    今日の相場

    本日8日の東京株式市場は、前日の米国株安を受けて一時売り先行となりましたが、トランプ前大統領による“日本への25%関税通告”報道を受けた市場の反応は想定以上に落ち着いたもので、結果的に日経平均は101円13銭高の39,688円81銭と反発で着地しました。TOPIXも4.82ポイント高の2,816.54ポイントとなり、リスク回避ムード一色とはならずに1日を終えました。
    背景としては、今回の関税通告が“いわゆるTACO戦略(Take And Compromise Offer)”に基づいた交渉の一環であると市場が理解しつつある点が挙げられます。今回、日本に対して示された関税率は25%とされましたが、すでに4月段階で24%が言及されていたためインパクトは限定的。また、発効が即日ではなく8月1日までの交渉猶予が与えられていることも、市場の安心材料となりました。ある意味で「慣れ」と「織り込み」が相場を支えている構図です。
    実際、日経平均は朝方に228円高まで上昇する場面も見られ、前場中ごろまでは買いが先行する流れでした。その後は戻り待ちの売りも出て上値は重かったものの、全体としては「最悪のシナリオ回避」への安堵感が下支えしました。東証プライム市場では全33業種中20業種が上昇、値上がり銘柄は全体の66.5%とポジティブな地合いでした。

    業種別では、非鉄金属や精密機器、ガラス・土石製品、鉱業、海運、石油株などが買われました。フジクラや古河電工、HOYA、AGC、出光興産、ENEOSなどの上昇が目立ちます。好決算銘柄への評価も続いており、上期上振れ決算を発表したネクステージ<3186>が急騰、タダノ、オムロン、住友電工なども上昇しました。
    一方で、医薬品や食料品、保険などのディフェンシブセクターは軟調。中外製薬、第一三共、アサヒ、サントリーBF、東京海上などが売られました。その他では、株式売出しによる需給懸念が重荷となった丸井グループが急落したほか、GMOインターネット、東京ガス、日産自動車なども値下がり率上位となっています。金融セクターでは三菱UFJFGや三井住友FGなどメガバンクが軟調でした。
    為替は、米10年債利回りが高止まりする中で、ドル高・円安の流れが再び強まりました。ドル円は再び上昇トレンドに転じつつあり、輸出関連株への買い安心感も一部でみられています。ただし、日本が25%関税の対象とされ、今後の交渉がこじれる場合には円買い圧力が再燃する可能性もあり、為替市場も予断を許しません。

    米国による日本への関税方針は大きなイベントですが、即時的な影響というよりも「交渉次第で変わる」という柔軟な側面を残しており、過度な悲観には至っていません。むしろ8月1日までの交渉フェーズに入ったことで、今後1カ月はトランプ前大統領の発言や書簡外交、BRICSの反応、そして国内の対応姿勢が相場に緩やかに影響する展開となりそうです。
    米国自身も大型減税や保護主義政策のコストを抱えており、財政規律の緩みや“米国売り”が意識される場面も増えています。仮にこのまま関税強化が続けば、米国債売りやドル売りが進行し、中期的にはユーロ高・ドル安、それに対する円の動きが注目される場面もありそうです。

    テクニカル的には日経平均が心理的節目である4万円手前で何度も押し返されていることから、39,500~40,000円のレンジでのこう着状態が意識されます。25日線(39,300円台)を下抜けない限りは調整色は強まりませんが、上値はETF分配金の売り圧力や決算発表待ちの様子見姿勢が重石となりそうです。
    騰落レシオやRSIなど短期テクニカル指標も中立圏を示しており、トレンドレスな展開がしばらく続くとみられます。材料が少ない分、好業績銘柄や政策テーマに資金が流れやすく、個別物色の地合いは継続するでしょう。
    今後は8月1日までの交渉フェーズをどう通過するかが最大の焦点です。レンジ相場継続が基本シナリオとなり、決算発表シーズンを控えて様子見姿勢が広がりそうです。

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    1802 大林組

    1808 長谷工コーポレーション

    1812 鹿島

    1893 五洋建設

    1925 大和ハウス工業

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    218A Liberaware

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    2326 デジタルアーツ

    247A Aiロボティクス

    2726 パルグループホールディングス

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    2768 双日

    290A Synspective

    3046 ジンズホールディングス

    3064 MonotaRO

    3088 マツキヨココカラ&カンパニー

    3093 トレジャー・ファクトリー

    3197 すかいらーくホールディングス

    3271 THEグローバル社

    3288 オープンハウスグループ

    3349 コスモス薬品

    3350 メタプラネット

    338A Zenmu Tech

    3391 ツルハホールディングス

    341A トヨコー

    3491 GA technologies

    3563 FOOD&LIFE COMPANIES

    3565 アセンテック

    3626 TIS

    3635 コーエーテクモホールディングス

    3661 エムアップホールディングス

    3692 FFRIセキュリティ

    3861 王子ホールディングス

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    4258 網屋

    4307 野村総合研究所

    4393 バンク・オブ・イノベーション

    4431 スマレジ

    4475 HENNGE

    4478 フリー

    4506 住友ファーマ

    4507 塩野義製薬

    4519 中外製薬

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    4676 フジ・メディア・ホールディングス

    4684 オービック

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    5032 ANYCOLOR

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    5631 日本製鋼所

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    6269 三井海洋開発

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    6532 ベイカレント

    6544 ジャパンエレベーターサービスホールディングス

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    7453 良品計画

    7532 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

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    7806 MTG

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    8174 日本瓦斯

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    8252 丸井グループ

    8267 イオン

    8276 平和堂

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    9024 西武ホールディングス

    9064 ヤマトホールディングス

    9065 山九

    9069 センコーグループホールディングス

    9072 ニッコンホールディングス

    9147 NIPPON EXPRESSホールディングス

    9211 エフ・コード

    9302 三井倉庫ホールディングス

    9401 TBSホールディングス

    9404 日本テレビホールディングス

    9418 U-NEXT HOLDINGS

    9434 ソフトバンク

    9435 光通信

    9468 KADOKAWA

    9601 松竹

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    9616 共立メンテナンス

    9627 アインホールディングス

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  • 7月8日の上がりそうな注目の銘柄

    7月8日の上がりそうな注目の銘柄


    7月8日 今仕込んでおきたい注目の銘柄

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    今日の相場

    週明けの東京株式市場は、海外勢の動意薄や材料難が意識される中、軟調な滑り出しとなりました。日経平均株価は前週末比223円20銭安の3万9587円68銭と3日ぶりに反落。TOPIXも16.23ポイント安の2811.72ポイントと下落しました。米国市場が独立記念日の祝日で休場だったこともあり、積極的なリスクテイクは控えられ、国内市場は方向感に乏しいまま終始しました。
    背景には、トランプ前大統領による関税通告の「7月9日期限」が意識されたことがあり、市場には警戒感が漂っています。本日中にも12通から15通の書簡が送付される可能性があると伝えられ、市場では「TACO(Take And Compromise Offer)」とも称される交渉型の関税戦術が再び浮上するとの見方もあります。発効は8月1日とされているものの、その影響度合いや対象国によっては、株式市場や為替に短期的なショックが生じる可能性も否定できません。

    東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが597銘柄にとどまり、値下がりは968銘柄と全体の6割弱が下落する結果となりました。業種別では全33業種中24業種が下落。特に非鉄金属、鉄鋼、銀行といった景気敏感セクターの下落が目立ち、古河電工や住友電工、日本製鉄、JFE、三菱UFJFG、三井住友FGなどが売られました。前週末に決算を発表した安川電機も業績下方修正を嫌気して急落。機械セクター全体に波及し、東洋エンジニアリングやSMCなども連れ安となりました。
    一方で、小売やサービス業などディフェンシブ性のあるセクターには買いが入りました。イオンやパンパシフィックインターナショナル(ドン・キホーテ)、リクルートHD、ベイカレントなどが堅調。また、リクルートに加え、良品計画や円谷フィHD、セルシスなどが市場の注目を集め、上昇率上位に顔を出しています。防衛関連では、三菱重工、川崎重工、IHIが堅調に推移。地政学リスクや政策テーマへの物色の流れが依然として健在であることを示しています。

    為替は、米10年債利回りが4.32~4.33%で高止まりしており、先週の強い雇用統計の影響が続いています。これを背景に、ドル買いの流れがやや優勢となっており、ドル円はじりじりと上値を試す展開です。ドル指数(DXY)は97.13前後で推移しており、短期レジスタンスとなる10日移動平均線(97.205)との乖離はわずかで、節目を超えるかどうかに注目が集まります。日本がトランプ氏の関税通告対象国に含まれる場合、円買いへの反応もあり得るため、為替市場でも政治リスクへの警戒は継続されます。

    目立った経済指標の発表が今週前半は見込まれておらず、米ISM非製造業指数や米CPIなど重要指標が出るまでは、投資家の関心はトランプ関税や米中対立などの政治要因に向かいやすい構図となっています。TSMCが熊本第2工場の建設延期を検討しているとの報道も、日本の半導体投資ストーリーに対する不透明感を強める材料となりつつあります。

    テクニカル的には、日経平均は4万円の大台を前にして跳ね返される場面が続き、心理的な上値抵抗として意識されています。25日移動平均線(3万9400円台)が目先のサポートとして機能していますが、これを明確に割り込むようであれば、短期的な調整局面入りも視野に入ります。一方で、騰落レシオはやや中立的な水準で、過熱感はなく、出来高も減少傾向にあるため、売り急ぐ展開にはなりにくいとも言えます。
    需給面では、7月上旬は中間決算前の手控えムードや夏枯れ相場の影響が出やすく、裁定解消売りなども警戒されます。ただし、3万9000円割れでは押し目買いの動きも強まると見られ、短期的にはボックスレンジ(3万9000~4万円)内での推移が続く可能性が高そうです。
    日米の金利差や政治リスク、企業業績の先行きなど多様な要因が錯綜しており、方向感に欠ける相場が続いています。今週は決定的な買い材料に欠けるため、ニュースフローに一喜一憂する展開となりやすい一方、テクニカルの節目を巡る攻防にも注目が集まります。

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