11月13日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場
米議会下院でのつなぎ予算案採決を前に、全体的に落ち着いたリスク選好ムードのなかで推移しました。米下院は日本時間13日午前6時にも採決を実施する見通しで、すでに上院が可決したことから、政府機関の一部閉鎖が解除される可能性が高まっています。
前日のニューヨーク市場ではダウが最高値を更新した一方でナスダックは軟調で、ソフトバンクによるエヌビディア株売却の報道がAI関連に売り圧力をかけた点が相場の明暗を分けました。
東京市場では、この米株の動きを横目に日経平均が反発しました。終値は前日比220円38銭高の5万1063円31銭と、心理的節目の5万1000円台を維持しました。TOPIXも3日続伸し、史上最高値を更新するなど、相場全体に底堅さが感じられました。朝方は円安基調が追い風となり、輸出関連銘柄を中心に買いが先行しましたが、ソフトバンクグループ<9984>の上値の重さや、戻り売りに押される場面もみられました。それでも、時間外取引での米株先物の上昇が支えとなり、午後には高値圏を維持して取引を終えました。
前日のニューヨーク市場ではダウが最高値を更新した一方でナスダックは軟調で、ソフトバンクによるエヌビディア株売却の報道がAI関連に売り圧力をかけた点が相場の明暗を分けました。
東京市場では、この米株の動きを横目に日経平均が反発しました。終値は前日比220円38銭高の5万1063円31銭と、心理的節目の5万1000円台を維持しました。TOPIXも3日続伸し、史上最高値を更新するなど、相場全体に底堅さが感じられました。朝方は円安基調が追い風となり、輸出関連銘柄を中心に買いが先行しましたが、ソフトバンクグループ<9984>の上値の重さや、戻り売りに押される場面もみられました。それでも、時間外取引での米株先物の上昇が支えとなり、午後には高値圏を維持して取引を終えました。
ここからの動きをテクニカル的に見ると、主要米株価指数の上値追いが続く限り日本株も押し目買いで支えられやすく、日経平均は短期移動平均線を維持できれば当面は上値トライが続くと思われます。ただし、ナスダックの弱さが継続してハイテク株が軟調となれば相対的に上昇余地は限定され、主要サポートを割り込むと下落トレンドに転換するリスクがあります。日経平均が5万1000円台を回復したことで、短期的には上昇トレンドが維持されています。ただし、5万1200円近辺には戻り売り圧力が控えており、上値を試すには米株の続伸が条件となりそうです。25日移動平均線(約5万400円近辺)が当面の下値メドとして意識されます。
ファンダメンタル面では、つなぎ予算成立による政治リスクの後退と、米経済指標再開による材料出尽くしのバランスが焦点となります。中期的には、FRBの12月利下げ観測と企業業績の底堅さが支えとなり、押し目買い意欲は根強いとみられます。
