1月5日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場
30日の東京株式市場は、前日の米国株安を受けて朝方から売りが先行し、日経平均株価は続落して取引を開始しました。寄り付き直後には一時300円超下落する場面もみられましたが、売りが一巡すると押し目を拾う動きが入り、後場には上げ転換する局面もありました。ただし、年内最終売買日で市場参加者が限られていたことから積極的な買いは続かず、全体としては弱含みの推移となりました。結果として日経平均、TOPIXともに大納会は下落で終えましたが、日経平均は大納会として初めて5万円台を維持し、TOPIXも9カ月連続上昇を達成するなど、中長期的な基調の強さは確認される形となりました。
海外に目を向けると、欧州は主要市場が休場や短縮取引となり材料難が続きそうです。NY時間には米経済指標の発表が予定されていますが、市場の最大の関心は米FOMC議事録に集まっています。利下げ継続に対する慎重論の度合いや、インフレと労働市場をどう評価しているのかが、年明け相場の方向性を左右するポイントとなりそうです。足元の米国株は地政学リスクや年末の利益確定売りを背景に軟調で、日本株もその影響を受けやすい状況が続いています。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が大納会の終値で初めて5万円台を付けたことは節目として意識されますが、短期的には出来高の薄さと売買手控えムードからトレンドの信頼性は限定的です。直近の下落で短期移動平均線との乖離が縮小している場合は押し目買いの余地がある一方、重要なサポートラインを割り込むようだと短期的な調整が加速するリスクがあります。ボリンジャーバンドやRSIなどのオシレーターが過熱感を示していなければ、押し目を拾う動きが出やすい局面です。
米金融政策の先行き不透明感や地政学リスクが上値を抑える一方、国内企業の収益環境や構造的な株主還元姿勢は引き続き相場の下支え要因です。年明けは海外金融政策や為替動向をにらみつつ、調整をこなしながらも中期的には底堅い推移を続ける展開が想定されます。

