2月16日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
13日の東京株式市場は、前日の米国株安を受けて売りが先行し、日経平均株価は大幅続落となりました。朝方からリスク回避姿勢が強まり、円高警戒も重なって輸出関連株を中心に幅広く売りが広がり、日経平均は一時1,000円近い下落となる場面も見られました。その後は押し目買いも入り下げ渋る動きとなりましたが、午後に入って米国の関税政策を巡る報道が伝わると、鉄鋼や非鉄金属関連株に売りが集中し、相場の重しとなりました。週末を控えたポジション調整や利益確定売りも加わり、結局、終日マイナス圏での推移となりました。業種別では、鉱業や鉄鋼など景気敏感株の下落が目立ち、市場全体としては慎重姿勢が強い一日であったといえます。
為替市場では、今晩発表される米消費者物価指数を前に、ドル円は153円台前半を中心とした方向感に乏しい動きとなりました。日銀関係者の発言を受けて一時的に円高が進む場面もありましたが、持続性に欠け、総じて様子見ムードが強い展開でした。この為替の不安定さも、株式市場において積極的な買いを手控える要因となったと考えられます。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が短期的な上昇トレンドの中で調整局面に入った形となっており、5万6000円近辺が目先の下値メドとして意識されます。この水準を維持できれば、過熱感の解消を経て再び上値を試す展開が期待されますが、割り込むようであれば、5万4000円台半ばまでの調整も視野に入ります。
ファンダメンタル面では、米国の金融政策の行方や経済指標、さらには通商政策の不透明感が引き続き相場の変動要因となりそうです。一方で、企業業績は総じて堅調であり、中長期的な上昇トレンド自体が大きく崩れる可能性は低いとみられます。短期的には不安定な値動きが続くものの、押し目では徐々に買い意欲が回復し、調整一巡後は再び底堅い展開へと向かうことが期待されます。
