2月24日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
20日の東京株式市場は、中東情勢の緊迫化を背景とした前日の米国株安を受けて、朝方から売りが先行する不安定な展開となりました。日経平均株価は寄り付き直後から下落基調を強め、午前中には一時700円を超える下げとなるなど、投資家心理の悪化が色濃く表れました。後場に入ると、売り一巡感や自律反発狙いの買いも入り、下げ幅をやや縮小する場面が見られましたが、地政学リスクへの警戒感に加え、3連休を控えたポジション調整の売りが上値を抑え、積極的に買い戻す動きは限られました。その結果、終日マイナス圏で推移し、全体として方向感に乏しいまま取引を終えています。
為替はドル高・円安の流れが続き、ドル円は155円台での推移となり、これが輸入コストや一部輸出関連の評価に影響を与えました。ユーロドルやユーロ円も不安定な動きとなり、為替変動が市場のセンチメントに一定の影響を及ぼしています。円安は輸出企業の業績期待を支える一方で、原材料コストやインフレ懸念を通じて一部セクターには逆風となっています。
マーケットの注目は本日発表予定の米実質GDP速報(第4四半期)とPCE価格指数(12月)に集まっており、GDPの伸び鈍化とPCEの底堅いインフレが同時に示されれば、ドル買いが再燃してリスクオフの流れを強める可能性があります。これらの指標は今後の米金融政策見通しに直結するため、短期的な相場の方向性を左右しやすい材料です。
これからの動きをテクニカル的に見ると、直近の急騰後の調整局面であるため短期的にはボラティリティが高く、当面は5万6千円台前半が下値の目安、5万8千円台が上値抵抗として意識されやすいと考えられます。出来高が減少するなかでの下落は戻り売りを招きやすく、移動平均線やオシレーターが示す過熱感の解消が確認されるまでは戻りは限定的になりやすいでしょう。当面は値固めの動きが中心となりそうです。
ファンダメンタルズ面では、円安基調の継続、企業業績の底堅さ、積極財政への期待などが中長期的な支援材料となります。ただし、米国の金融政策の先行きや中東情勢の不透明感がリスク要因として残るため、短期的には神経質な値動きが続くと見込まれます。
目先は調整を挟みながらも、押し目では底堅い買いが入り、トレンドとしては高値圏でのもみ合いから再び上値を試す展開になる可能性が高いと予想されます。
