2月25日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
きょうの東京株式市場は、米国株安を受けて売り先行で始まったものの、取引が進むにつれて押し目買いが優勢となり、日経平均株価、TOPIXともに反発する展開となりました。米国の関税政策を巡る不透明感や中東情勢の緊張といった外部環境への警戒感は根強く、積極的に上値を追う雰囲気には乏しかったものの、下値では先行きに対する過度な悲観は後退し、徐々に買い戻しが広がりました。日経平均はじり高基調を維持し、午後には一時600円近い上昇となる場面も見られ、底堅さを意識させる動きとなりましたが、引けにかけては不透明要因を意識した利益確定売りに押され、やや伸び悩む形で取引を終えました。業種別では非鉄金属やガラス土石など景気敏感色の強い銘柄が買われ、相場全体の押し上げに寄与しました。一方で、トランプ政権の関税政策や米国とイランの対立といった地政学リスクが意識されるなか、市場心理は依然として不安定で、積極的なリスクテイクには慎重さが残っています。
為替は局面によって振れが大きく、ここ数日はドル高・円安優勢の流れが見られたものの、最高裁判断以降は方向感が定まりにくくなっています。円相場の変動は輸出関連株の重荷にもなり、短期的な需給判断に影響を与えています。
市場は外部イベントにも敏感で、今後も米国の経済指標や中央銀行関係者の発言が相場の手掛かりになりそうです。金融当局者や主要経済指標の発表が相次ぐため、短期的にはボラティリティが高まりやすい状況です。
これからの動きをテクニカル的に見ると、短期的には上昇モメンタムが強く、押し目買いが続く限りは直近高値圏でのもみ合いから上抜けを試す展開が想定されます。ただし、急ピッチの上昇で短期的な過熱感も出やすく、日足ベースの主要移動平均線や出来高の変化を確認しながら、5万6千円台前半を第一の下値目処、それを割り込むと5万5千円台が次のサポート候補になると見られます。上値は直近の高値圏(5万7千円台後半〜5万8千円台)での戻り売りに注意が必要です。
ファンダメンタル面では、米国の関税政策や中東情勢といった不透明要因が引き続き相場の重荷となるものの、企業業績の底堅さや国内外の景気回復期待、半導体関連を中心とした成長分野への資金流入が相場を下支えすると考えられます。これらを踏まえると、短期的には値動きの荒い展開を挟みつつも、中期的には緩やかな上昇基調を維持し、押し目を固めながら高値更新をうかがう展開になると予想されます。
