3月25日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
業種面ではほぼ全面高の様相となり、保険や非鉄金属など景気敏感系を中心に幅広く買い戻しが入りました。これまで短期間で3700円超の下げを演じていたことから、テクニカル的な売られ過ぎ感も意識され、自律反発狙いの買いが入りやすい地合いだったと考えられます。一方で、依然として中東情勢は予断を許さず、トランプ大統領の発言が市場心理を左右する展開が続いており、投資家はニュースフローに神経質にならざるを得ない状況が続いています。
為替市場では、有事のドル買いの巻き戻しが一時的に強まり、ドル円は前日の報道を受けて159円台半ばから158円台前半まで急落する場面がみられました。その後は買い戻しにより158円台後半まで持ち直していますが、159円台を明確に回復する勢いは乏しく、為替の動きも株式市場同様に様子見姿勢が強い印象です。円安基調そのものは維持されているものの、過度なドル買いポジションの巻き戻しが入りやすい局面に差し掛かっている可能性も感じられます。
これからの動きをテクニカル的に見ると、テクニカル面では、直近の急落によって短期的な売られ過ぎ水準に接近していたことから、本日の反発は自然な戻りの範囲といえます。日経平均は5万2000円台を回復したことで、短期的には5万3000円近辺が最初の戻りの目処として意識されやすく、ここを明確に上抜けられるかが次の焦点となりそうです。一方で、下値については5万1000円前後が当面の支持帯として意識されやすく、この水準を維持できる限りは、短期的なリバウンド基調が継続する可能性が高いとみられます。
ファンダメンタル面では、最大の焦点は引き続き中東情勢と原油価格の動向です。攻撃延期や停戦協議に関する報道が続けば、過度なリスク回避姿勢は徐々に和らぎ、株式市場にはプラスに作用する可能性があります。一方で、実際の軍事行動や報復の激化が確認されれば、再び原油価格の急騰とともにリスク回避の売りが強まり、株価は再度下押し圧力を受けやすくなるでしょう。また、米欧のPMIなど主要経済指標の内容が景気の底堅さを示すものとなれば、株価の下支え要因となる可能性もあります。
短期的には急落後の自律反発局面が続きやすいものの、上値を積極的に追うには材料不足であり、地政学リスクという大きな不確定要素を抱えた不安定な相場が続くと考えられます。
