2月13日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
本日の東京株式市場は、日経平均が4日ぶりに小反落したものの、TOPIXは連日で史上最高値を更新するなど、全体としては高値圏での持ち合い色が強い一日となりました。朝方は海外株高や政局安定への期待を背景に買いが先行し、日経平均は一時5万8000円台に乗せる場面も見られましたが、短期間での急上昇に対する警戒感や利益確定売りが次第に優勢となり、上値の重さが意識される展開となりました。特に、連日の最高値更新によって達成感が広がっていることに加え、外資系証券による手仕舞い売りも観測され、前場後半から後場にかけては戻り待ちの売りに押される場面が目立ちました。一方で、業種別には値上がり業種が優勢で、相場全体の地合いは依然として強く、押し目では買い意欲が残っていることもうかがえます。
為替市場では、先週まで積み上がっていた円ショートの巻き戻しが続き、一時は1ドル=152円台半ばまで円高が進みました。これが輸出関連株の重しとなり、日経平均の上値を抑える一因となりましたが、足元では円高の動きもいったん一服しており、市場は米国の経済指標や金融政策動向を見極めながら、次の方向感を探る局面にあります。米雇用統計後のドル相場の不安定な動きや、今後控える米CPIなど重要指標への警戒感も相まって、株式市場では積極的な上値追いには慎重姿勢が広がっています。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均は5万7000円台後半から5万8000円近辺にかけて強い上値抵抗帯に差しかかっており、短期的には高値圏でのもみ合いや調整が入りやすいと考えられます。ただ、25日移動平均線や5日移動平均線との乖離が大きく、過熱感の解消が進めば、再び上昇トレンドに回帰する可能性も高いでしょう。
ファンダメンタル面では、政局の安定、企業業績の底堅さ、海外マネーの流入といった追い風が続いており、中期的には上昇基調が維持される公算が大きいと見られます。為替が極端な円高に振れなければ、押し目は引き続き買い場として意識され、日経平均は5万8000円台定着から6万円大台を視野に入れる展開も期待されますが、短期的には米国のインフレ指標や金融政策を巡る不透明感から、値動きの荒い展開が続く点には注意が必要でしょう。
