2月20日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
本日の東京株式市場は、前日の米国株高の流れを引き継ぎ、朝方から買いが先行する堅調なスタートとなりました。日経平均株価は続伸し、前場から後場にかけて買い優勢の地合いが続き、一時は5万7700円台まで上げ幅を広げる場面も見られました。米国の良好な経済指標や企業業績への期待が投資家心理を支え、輸出関連株や景気敏感株を中心に幅広い銘柄に物色が広がりました。特に非鉄金属やゴム製品といった景気動向に敏感なセクターが上昇し、市場全体の底堅さを印象付けました。一方で、後場後半にかけては短期的な買い一巡感や新規材料難から上値が重くなり、戻り待ちの売りに押される形で伸び悩み、全体としては高値圏でのもみ合いに移行しました。
為替市場では、米経済指標の強さや米金利上昇を背景に、ドル高・円安基調が続いており、円相場が対ドルでやや円安方向に振れたことが、輸出関連株の支援材料となりました。ただ、米国とイランの地政学リスクや原油価格の動向、インフレ再燃への警戒感も意識され、積極的な上値追いには慎重さが残る展開でした。海外市場では、FRB高官の発言や米経済指標、主要企業決算を控えて様子見姿勢も強まりやすく、これが東京市場でも後半の上値を抑える要因になったと考えられます。総じて、本日の相場は強い外部環境を背景に堅調さを保ちながらも、高値警戒感と先行き不透明感が交錯する、バランス型の展開だったと言えるでしょう。
これからの動きをテクニカル的に見ると、直近の急伸で短期的な過熱感や利益確定の圧力が強まる可能性が高く、主要な節目や移動平均線、出来高の推移を確認しながら上値の重さを意識する局面が続くと考えます。特に一段の上昇がある場合でも、出来高を伴わない上昇は反落リスクを高めるため、押し目買いのタイミングは出来高やサポートラインの確認が重要になります。
ファンダメンタル面では、米国経済の底堅さと企業業績の改善期待、円安基調が日本株の支援材料となる一方、地政学リスクやインフレ再燃懸念、金融政策の不透明感が上値を抑える要因となります。これらを踏まえると、当面は大きなトレンド転換には至らず、高値圏での持ち合いを経ながら、材料次第で段階的な上値追いを試す展開が想定され、押し目では底堅さを保つ相場展開になると予測されます。
