1月9日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場
きょうの東京株式市場は、日経平均株価が前日比で800円を超える下落となり、前日に続いて大幅な続落となりました。米国株式市場ではダウ平均が利益確定売りに押され反落する一方、ナスダック総合指数は堅調さを保つなど方向感に乏しい展開でしたが、東京市場ではこうしたまちまちの米国株の動きよりも、地政学・政策リスクへの警戒感が強く意識されました。特に、中国による軍民両用品目の日本向け輸出規制を巡る懸念が引き続き相場の重荷となり、電気機器や非鉄金属など外需関連・ハイテク株を中心に売りが優勢となりました。場中には押し目買いが入る場面もありましたが、時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移したこともあって買いは続かず、後場にかけて下げ幅を広げる展開となりました。先行き不透明感が強まるなか、投資家の手控えムードが広がり、日経平均は安値圏で取引を終えています。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均は直近の急上昇局面からの調整が続いており、短期的な移動平均線を下回る場面が増えています。目先は5万1000円近辺が心理的な下値メドとして意識されやすく、ここを明確に割り込むと、調整が一段と深まる可能性があります。一方で、過熱感は徐々に後退しており、下値では押し目買い意欲も残っているため、急落局面では自律反発も期待されます。
ファンダメンタル面では、米国景気の底堅さと金融政策を巡る思惑、中国関連リスク、地政学的要因が交錯する不安定な環境が続きそうです。米雇用統計が市場予想を大きく上回れば金利上昇懸念から株価の重荷となる一方、弱めの結果となれば利下げ期待が再燃し、株式市場には一定の安心感をもたらす可能性があります。当面は大きなトレンドを形成するよりも、外部環境に振らされながら神経質な値動きが続くと予想され、調整をこなしつつ次の方向性を探る局面が続きそうです。
