1月22日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
業種別では大半が下落し、特に銀行や保険といった金融株が弱含みました。国内では衆院解散・総選挙を控え、財政拡張への警戒から長期金利の動向が注目されていますが、本日は国債購入増加の報道などを受けて長期金利が低下し、この点は市場にとって一時的な安心材料となりました。ただ、政治・財政を巡る不確実性が完全に払拭されたわけではなく、株式市場の支えとしては力不足だった印象です。
外国為替市場に目を向けると、全体としてはリスク回避の流れが続いており、安全資産とされる通貨や資産への資金流入が目立ちました。スイスフランが対円で過去最高値を更新するなど、株式市場の不安定さを映す動きとなっています。一方、今晩発表される英国のインフレ指標を前に、ポンド相場には神経質な値動きが見込まれており、為替の変動が株式市場のセンチメントに影響を与える局面もありそうです。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が5日続落となり、短期的には売られ過ぎ感が意識されやすい水準に近づいています。目先は自律反発を試す余地があるものの、5万3000円前後には戻り待ちの売りが控えており、上値は重くなりやすいと考えられます。下値では、5万2000円台前半がひとつの節目となり、ここを明確に割り込むかどうかが注目されます。
ファンダメンタル面では、米欧の貿易摩擦懸念、世界的な金利動向、そしてこれから本格化する国内外の決算発表を見極めたいという姿勢が強く、積極的な上昇トレンドに戻るには材料不足の状況です。トランプ大統領のダボス会議での発言次第では、緊張緩和への期待から市場が落ち着きを取り戻す可能性もありますが、対立が長期化する場合は不安定な相場が続くリスクも否定できません。当面は神経質な値動きの中で、下値を固めながら材料待ちの展開が続く可能性が高く、方向感が出るにはもう少し時間が必要になりそうです。
