10月22日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
これからの動きをテクニカル的に見ると、下値を探る展開が続くかどうかが焦点です。6万5000円を割り込んだことで、これまでの上昇基調に対する警戒が強まっており、まずは心理的節目の6万4000円を維持できるかが重要になります。同水準を明確に下回る場合は、直近安値の6万3800円近辺が次の下値支持線として意識されます。ここで下げ止まれば自律反発に向かう余地がありますが、反発しても6万5000円を回復できなければ、戻り売りに押されやすい地合いが続きそうです。短期間で大幅な下落が続いているため、売られ過ぎによる買い戻しには注意したいものの、反発だけで下落基調が転換したと判断するのは早計でしょう。
ファンダメンタル面では、米国のハイテク株の動向、AI関連企業の設備投資計画と収益見通し、米長期金利、原油価格、そして日米の金融政策が相場を左右する重要な材料となります。AI関連企業の成長期待が改めて評価され、米ナスダックや半導体株が持ち直せば、日本の半導体関連株にも買い戻しが広がり、日経平均の反発を支える展開が考えられます。一方、AI投資への懸念が強まり、米国やアジアのハイテク株安が続けば、日本市場でも主力株を中心に売り圧力が強まるでしょう。さらに、日米の金融政策を巡る見方の変化や円高の進行も、輸出企業の収益期待や投資家心理に影響します。当面は下値を試す不安定な値動きを基本に考え、6万4000円近辺での下げ止まりと、米ハイテク株の回復を確認することが重要です。持続的な反発には、単なる買い戻しだけでなく、AI投資への懸念後退や米国市場の安定など、ファンダメンタル面での改善が必要になるとおもわれます。
外国為替市場では、ドル円が1ドル=158円10銭近辺で推移し、午後にはドル安・円高方向に動きました。韓国や台湾の株安を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まったことに加え、日本の20年国債入札が好調だったことも円買いを後押ししました。一方、日米金利差を背景とするドル買いや原油高に伴うドル需要は引き続き円安要因となっています。日米の金融政策会合を控え、金融政策の方向性を見極めたい投資家も多く、当面は1ドル=157円台半ばから159円手前を中心とした値動きが意識されます。ただし、円高が進めば輸出関連株の重荷となるため、株式市場では為替の変化にも注意が必要です。
