2月6日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
一方で、TOPIXは前場に取引時間中の最高値を更新する場面があり、指数間の強弱が目立ちました。業種別では上昇業種が下落業種を上回っており、内需関連やディフェンシブ株に資金が向かうなど、相場全体が崩れるというよりは、循環的な持ち高調整や物色の入れ替えが進んだ一日といえそうです。非鉄金属や海運といった景気敏感株が売られたことも、足元の警戒感を映しています。
為替はドル・円が157円付近での揉み合いから157円台乗せの動きがみられ、週末の衆院選を控えた政治要因による円売り圧力が継続しています。ただし、連日の大台替わりは政府・日銀による為替チェックや実弾介入リスクを高めるため、市場は円安基調を前提にしつつも、急な円高リスクにも備える必要があり、相場の緊張感は高いままです。対外的にはドル高が広がり、ユーロやポンドが軟調に推移、貴金属の急落や米ISMの改善などを背景にリスク回避の動きとドル買いが混在しています。
これからの動きをテクニカル的に見ると、短期的にボラティリティが高く、戻り売りと押し目買いが交錯するレンジ相場が想定されます。直近安値圏で売りが一巡すれば下げ渋る可能性がある一方、主要ハイテクやグロースの需給悪化が続くと下値を試す場面も出やすく、当面は53,000円台前半〜54,500円台あたりのレンジで推移すると思われます。
出来高や先物のポジション動向が増幅要因になりやすく、短期トレードでは損切りを明確にした対応が有効です。
ファンダメンタル面では、米雇用関連指標や英欧中銀の会合、企業決算など外部材料が相場の主導権を握りやすく、特に米雇用指標の強弱がドル・金利・リスク資産に直結します。国内では為替動向と政治イベント(衆院選の行方や政府の為替対応)が投資家心理に大きく影響するため、円安が進行すれば輸出関連に追い風、逆に為替チェックや介入観測が強まれば相場全体の下押し圧力となります。中期的には企業業績の改善期待と金利・為替の行方が株価の鍵を握るため、ファンダメンタルが好転すれば上値追いの余地はあるものの、当面は外部ショックに敏感な展開が続くと見ています。
