2月9日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
2月6日の日経平均株価は、前日の米株安や米アマゾンの決算発表後の時間外下落を受け、朝方は売りが先行し、一時は850円を超える下落となるなど、やや不安定なスタートとなりました。しかし、売り一巡後は韓国株市場が下げ幅を縮小したことや、半導体関連株を中心に押し目買いが入ったことで、次第に下げ渋り、後場にかけては堅調な値動きとなりました。週末要因による利益確定売りへの警戒感もありましたが、全体としては自律反発狙いの買いが優勢となり、最終的には高値引けとなるなど、底堅さを印象付ける一日でした。業種別でも、鉱業株や建設株など幅広いセクターが買われ、相場全体にリスク選好の動きが戻りつつある様子がうかがえます。
外国為替市場では、衆院選での与党大勝期待を背景とした円安基調が続いてきたものの、足元では米経済指標の弱含みや政府閉鎖の影響による雇用統計の公表延期などを受けて、ドル円の上昇に一服感が出ています。ビットコインをはじめとするリスク資産の急落も重なり、為替は方向感を欠きやすい地合いとなっており、株式市場もこれらを横目に慎重さを残した展開となりました。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が25日移動平均線での反発を示しており短期的な下値支持は確認されつつありますが、朝方の急落で示されたようにボラティリティは高く、直近高値付近では上値の重さも意識されます。短期的には25日線や直近安値がサポート、直近高値や節目の心理ラインがレジスタンスとなり、レンジ内での上下動と押し目買い・戻り売りの攻防が続く可能性が高いです。
ファンダメンタル面では、衆院選の結果、米雇用統計やFRBの人事・政策観測、暗号資産やコモディティの動向、企業決算の中身が相場の方向性を左右します。与党優勢で円安が進めば輸出関連が恩恵を受けやすく上値余地が出ますが、米労働市場の減速懸念やリスク資産の動揺が強まれば一斉にリスクオフに傾きやすく、上昇は材料確認が取れるまで限定的になる事が予想されます。短期は慎重ながらも押し目を拾う動きが出やすく、中期的には選挙結果と米主要指標、企業決算で方向性が明確化すると思われます。
