4月21日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
物色面では、機械株や空運株、繊維関連、情報通信株など幅広い業種に買いが入ったものの、相場全体としては方向感に欠ける様子も見られ、引き続き外部要因に左右されやすい地合いが続いている印象です。特に中東情勢を巡っては、ホルムズ海峡の動向や米国とイランの姿勢を巡る報道が錯綜しており、原油価格も週明けに急伸した後は落ち着きを見せるなど、依然として不安定な状況にあります。こうしたなかで、為替市場ではドル円が158円台後半から159円付近で推移しており、円安基調が維持されていることは日本株にとって一定の支援材料となっているものの、急激なドル高進行となれば輸入コストや原油価格上昇を通じた企業収益への影響も意識されやすくなる為注意してください。
また、米国市場ではナスダック指数が連日で過去最高値を更新するなど良好な地合いが続いているものの、FRBのブラックアウト期間入りにより金融当局者からの新たな材料が乏しく、投資家の関心は引き続き中東関連ニュースや原油価格の動向に集中しやすい状況にあります。加えて、国内では今週から主要企業の3月期決算発表が本格化するため、個別企業の業績内容を見極めたいとの思惑から、指数全体としては積極的な上値追いの動きがやや抑制されやすい局面に入っていると感じられます。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均は5万9000円台を回復する場面があったものの終値では維持できず、依然として5万9000円台前半が上値抵抗として意識されやすい状態にあります。一方で、5万8000円台後半は押し目として意識されつつあり、この水準を明確に割り込まない限りは上昇トレンド自体は維持されやすいと考えられます。短期的には5万9000円台を明確に突破できるかどうかが焦点となり、突破できれば再び高値更新を試す展開も期待されますが、突破に失敗した場合には5万7500円前後までの調整も想定しておく必要があります。
ファンダメンタル面では、中東情勢と原油価格の動向が最大の変動要因であり、停戦協議の進展やホルムズ海峡を巡る緊張緩和が確認されれば、リスクプレミアムの低下とともに株式市場には追い風となる可能性が高いと考えられます。また、円安基調の継続や米国ハイテク株の堅調さは日本株にとって支援材料となりやすい一方、原油価格が90ドル台を明確に上抜けて定着するような展開となれば、企業コスト増加懸念から上値を抑える要因となる可能性があります。加えて、これから本格化する国内企業決算が市場予想を上回る内容となれば、押し目買い意欲が強まり、指数は再び上昇基調を強める可能性が高いでしょう。
