1月15日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場
きょうの東京株式市場は、日経平均株価が前日比792円高と大幅に3日続伸し、終値・指数ともに連日で最高値を更新する非常に強い相場となりました。米国株安という逆風があったにもかかわらず、寄り付きから堅調に始まり、衆議院解散への期待を背景としたいわゆる「政治相場」の色彩が引き続き前面に出た一日だったといえます。高市首相による早期解散・総選挙観測を受けて、積極的な財政政策への思惑が意識され、株価上昇そのものが投資家心理を一段と押し上げる好循環が続きました。
前場は54000円の節目を早々に上回り、利益確定売りをこなしながらも水準を切り上げる展開となり、後場序盤には一時900円を超える上昇を見せました。ただ、その後は連日の高値追いによる短期的な過熱感も意識され、54500円手前では上値が重くなる場面もありました。それでも大きく崩れることはなく、高値圏を維持したまま取引を終えており、相場の地合いの強さが改めて印象づけられました。
外国為替市場は、ドル円相場が1ドル=159円台前半でもみ合う動きとなり、株式市場に対しては円安基調が引き続き追い風となっています。米国では政治要因を背景にドル売り材料とドル買い材料が交錯していますが、日本では「高市トレード」を意識した円安・株高の組み合わせが優勢で、160円接近に対する為替介入警戒感も現時点では限定的にとどまっているようです。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均は主要な節目を次々と上抜けており、移動平均線との乖離や短期的な過熱感は警戒されます。目先は大きな上昇の後だけに、急落とまではいかなくとも、利益確定売りによる振れの大きい調整局面が入る可能性は高いでしょう。ただし、押し目水準では待機資金が多く、下値は比較的限定的になると考えられます。
ファンダメンタル面では、政治主導の財政拡張期待、円安による企業収益押し上げ効果、世界的な株高基調といった追い風が続いており、相場全体としては調整を挟みながらも、なお水準を切り上げていく可能性が高いとおもわれます。短期的な上下動は荒くなりそうですが、中期的には強気基調が維持されやすい地合いが続くと予想されます。
