1月30日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
本日の東京株式市場は、前日の米国株高やFOMC通過による安心感が下支えとなり、日経平均は小幅ながら3日続伸となりました。もっとも、前日の引けにかけて急速に戻した反動もあり、寄り付きは売りが先行するなど、序盤から積極的に上値を追う雰囲気ではありませんでした。それでも、時間外取引での米ハイテク株高や、やや円安方向に振れた為替動向を手がかりに押し目買いが入り、日経平均は早い段階でプラス圏に浮上しました。午前中には一時大きく上昇する場面も見られましたが、その後は主力の値がさハイテク株、とりわけアドバンテストの値動きに指数全体が振らされる展開となり、終日を通して方向感の定まりにくい不安定な相場が続きました。結果的には小幅高を維持したものの、市場全体のエネルギーはやや乏しく、様子見姿勢の強さが印象に残ります。
為替市場では、今週を通じてドル売り圧力が続いており、ドル円はレートチェックを意識した神経質な値動きが続いています。米政府機関閉鎖リスクの再燃や、FOMCで早期追加利下げ観測が後退したことがドルの重しとなる一方、円買いが強まる局面では当局の介入思惑が浮上しやすく、方向感が出にくい状況が続いています。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が5万3000円台を維持しており、短期的には上昇トレンドをかろうじて保っています。ただし、上値では5万4000円台にかけて戻り売りが控えており、出来高も細り気味で、強い上昇にはエネルギー不足が見られます。RSIやMACDは過熱感こそ薄れていますが、方向感が出にくい「持ち合い入り」のサインも出始めています。
ファンダメンタル面では、米ハイテク決算が相場のカギを握り、良好な内容が続けば日本株も押し目買いが入りやすい環境が続きます。一方で、米政府機関閉鎖リスクや米金利の再上昇が意識されると、グロース株中心に調整が入りやすくなります。国内では選挙後の政策期待が一定の支えとなるものの、政治不透明感が残る間は積極的な買いは入りにくいと予想されます。短期的には上下に振れやすい不安定な展開が続きやすいものの、米決算が良好であれば下値は限定的で、5万3000円台を軸にした持ち合いから、材料次第で再び上値を試す展開も期待できる状況だと考えられます。
