7月22日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
21日の東京株式市場は、前週までの急落に対する自律反発の動きが強まり、日経平均株価は前週末比2,091円07銭高の6万6,232円19銭、TOPIXも95.74ポイント高の4,014.95ポイントと、ともに大幅反発して高値引けとなりました。米SOX指数の上昇や韓国・台湾市場の堅調な推移を背景に、売り込まれていた半導体関連株を中心に買い戻しが広がり、相場全体を押し上げました。原油価格の高止まりを背景に鉱業や石油関連株、商社株、保険株など景気敏感株にも資金が向かい、33業種中31業種が上昇するなど幅広い銘柄に買いが入りました。一方で、積極的な買い材料が乏しいなかでは戻り待ちの売りに押される場面もありましたが、押し目買いやリバウンド狙いの買いが優勢となり、後場にかけて上げ幅を拡大する力強い展開となりました。
外国為替市場については、ドル円相場が162円台、ユーロドルが1.14ドル台、ユーロ円が185円台と、主要通貨は落ち着いたレンジで推移しました。中東情勢の緊迫化や原油価格の高止まりといったリスク要因が意識される一方、為替市場では介入警戒感が後退し、各国中銀も金融政策を大きく変更するとの見方が少ないことから、ボラティリティは低水準にとどまっています。為替の安定が日本株の買い戻しを支える一因となりましたが、今後も地政学リスクや海外経済指標には注意が必要です。
これからの動きをテクニカル的に見ると、急落後の自律反発によって短期的な底入れ期待が高まりましたが、上値には戻り待ちの売りが控えているため、上昇の勢いが続くかが焦点となります。
ファンダメンタル面では、米企業決算やAI・半導体関連企業の業績動向が市場心理を左右するほか、中東情勢や原油価格の動向も重要な材料となりそうです。これらの外部環境が落ち着き、為替相場が安定を維持できれば、日本株は押し目買いを交えながら戻りを試す展開が期待されますが、不透明要因が残ることから、引き続き値動きの大きい相場が続くことが予想されます。
