8月7日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
6日の東京株式市場は、前日に大きく上昇した反動に加え、前日の米国市場でナスダック総合指数やSOX指数が下落した流れを受け、半導体関連株を中心に利益確定売りが優勢となり、日経平均株価は3営業日ぶりに反落しました。取引開始直後から売りが膨らみ、日経平均は一時6万5000円を割り込む場面もありましたが、後場に入ると決算内容が良好な銘柄への押し目買いが相場を支え、下げ幅を縮小しました。TOPIXは3日続伸となり、33業種中26業種が上昇するなど、指数以上に個別株物色が活発だったことから、相場全体としては底堅さが感じられる一日だったといえます。
外国為替市場では、先週後半の日米協調介入を受けてドル円相場が163円台から155円台まで急速に円高へ振れた後、足元では157円台で落ち着いた推移となっています。158円台回復には至らず、市場では投機的な円売りを控える姿勢が続いています。一方で、中東情勢の改善期待や原油価格の下落を背景に市場全体のリスク選好は維持されており、為替市場も比較的安定した値動きとなりました。もっとも、米雇用統計を控えていることから積極的な売買は限定的で、様子見ムードの強い展開となっています。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が急落後に下げ幅を縮小し、後場に底堅さを示したことから、6万5000円前後が当面のサポートラインとして意識されそうです。一方で、前日に急騰した半導体関連株には利益確定売りが入りやすく、短期的には上値の重い展開が続く可能性があります。ただし、押し目では買い意欲も確認されており、底堅い推移が期待されます。
ファンダメンタル面では、企業決算の好調さに加え、中東情勢の改善期待や原油価格の落ち着きが投資家心理を支える要因となっています。一方で、米国の利上げ観測や米雇用統計の結果次第では米長期金利や為替が大きく変動し、日本株にも影響を与える可能性があります。これらのイベントを無難に通過できれば、好業績銘柄を中心とした物色が続き、日経平均は再び上値を試す展開へ向かう可能性が高いでしょう。
