2月27日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
26日は日経平均が前日比で上昇し、終値ベースの最高値を連日で更新しました。朝方は米エヌビディアの好決算期待を受けて半導体関連を中心に買いが先行し、取引時間中にも一時大きく上昇する場面がありました。終日では半導体の伸び悩みを他セクター、特に金融や景気敏感株が補う形で相場全体を支えたものの、短期的な過熱感と利益確定売りが上値を抑え、上げ幅は縮小して引けています。
為替市場では、前日までの円安基調から一転し、日銀関係者の発言や政府要人による円安けん制を背景に、円高方向への調整が進みました。ドル円は一時155円台後半まで下落し、短期的には過度な円安に対する修正の動きが強まった印象です。ただ、日米金利差は依然として大きく、円高の動きも急激なトレンド転換というよりは、行き過ぎた円安に対する調整色が強いとみられます。今後は米国の経済指標やFRB高官の発言を受けた米金利動向次第で、再び円安方向に振れやすい局面も想定され、為替の振れ幅が株式市場の変動要因となる展開が続きそうです。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が短期・中期の移動平均線を大きく上回る強い上昇トレンドを維持している一方、RSIなどのオシレーター系指標は過熱圏に入りつつあり、短期的には高値警戒感から調整局面に入る可能性があります。特に5万9000円台から6万円にかけては心理的な節目となるため、上値では戻り売りや利益確定売りが出やすいと考えられます。
ファンダメンタル面では、米国株の堅調な推移、半導体関連を中心とした企業業績の改善、国内金融株の見直し買いなど、相場を下支えする材料が揃っており、下押し局面では押し目買いが入りやすい地合いが続くとみられます。為替が急激な円高に振れない限り、大きな調整は限定的となり、短期的な上下動を繰り返しながらも、全体としては高値圏でのもみ合い、もしくは再度の上値トライを試す展開が続くと予想されます。
