3月18日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
為替市場では、豪中銀の利上げ決定を受けて豪ドルが一時的に売られた後に上昇へ転じるなど、金融政策を巡る思惑が交錯しました。全体としては、今週に予定されている主要中銀イベントを前に方向感が出にくく、円相場も含めて神経質な値動きとなりやすい地合いです。特に中東情勢を背景とした原油価格の変動がインフレ見通しや金利動向に影響を与えやすく、為替を通じて株式市場にも波及している印象です。
また、足元では日経平均が直近までにまとまった下げを記録していたことから、自律反発狙いの買いも入りやすい局面にありますが、上値ではイベントリスクを意識した利益確定売りが優勢となりやすく、結果として方向感に乏しいレンジ相場となっています。加えて、中東情勢や原油価格の先行き不透明感が依然として重しとなっており、投資家の積極的なリスクテイクは抑制されている状況です。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均は直近の下落により短期的な過熱感は解消されつつあり、下値では押し目買いが入りやすい水準に近づいています。ただし、戻り局面では5万4000円台前半から半ばにかけて上値抵抗が意識されやすく、明確なトレンド転換には材料不足といえます。短期的にはこのレンジ内でのもみ合いを想定しておく必要があります。
ファンダメンタルズ面では、最大の焦点は今週の米FOMCや日銀会合、ECBなど主要中銀の政策スタンスです。現状維持がコンセンサスとはいえ、中東情勢に伴うインフレ圧力をどの程度織り込むかによって市場の金利観が変化し、それが株価の方向性を左右する可能性があります。加えて、原油価格の動向や地政学リスクのヘッドライン次第では、リスクオン・オフが急速に切り替わる展開も想定されます。短期的には神経質な値動きが続く一方、イベント通過後には方向感が出やすくなる可能性があり、その際には外部環境の安定度合いが上昇トレンド回帰の鍵を握ると考えられます。
