4月7日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
為替市場では、ドル・円が159円台後半で底堅く推移し、原油価格が高値圏を維持していることもあってドルは売りづらい地合いとなっています。円安基調が継続していること自体は輸出関連株の下支え要因となるものの、同時に原油高によるコスト上昇懸念も意識されやすく、株式市場にとってはプラスとマイナスの両面を持つ材料となっている印象です。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均は本日の高値圏で戻り売りに押されたものの、依然として5万3000円台を維持しており、短期的な下値の節目としては5万2800円から5万3000円付近が意識されやすい水準と考えられます。一方で上値については、本日付けた5万4000円台前半が当面の抵抗帯として意識されやすく、この水準を明確に上抜けることができるかが、再度の上昇トレンド入りを判断するポイントになるとみられます。出来高を伴った上昇が見られない限り、しばらくは高値圏での持ち合い、あるいはやや荒い値動きが続く可能性も考えられます。
ファンダメンタル面では、最大の焦点はやはり中東情勢の行方であり、特に米国とイランの交渉や軍事的緊張の度合いが株価を大きく左右する展開が続きそうです。仮に停戦や航行の安全確保に向けた具体的な進展が見られれば、原油価格の落ち着きとともにリスク選好の流れが強まり、半導体やAI関連を中心に再度上昇基調に入る可能性があります。一方で、軍事衝突の拡大やエネルギー施設への攻撃が現実化すれば、原油価格の急騰とともに世界的な株安圧力が強まり、日本株も5万2000円台割れを試すような調整局面に入るリスクも残されています。当面は地政学リスクに振らされやすい神経質な相場が続くものの、円安基調やAI関連の成長期待が支えとなり、大きく崩れるよりは材料待ちの上下動を繰り返しながら方向感を探る展開が続くと予想されます。
