5月22日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
さらに、市場の注目を集めたのはソフトバンクGの急騰です。生成AI「ChatGPT」を手掛ける米オープンAIがIPO準備に入ったとの報道が刺激材料となり、関連銘柄として投機資金が集中しました。ソフトバンクG1銘柄だけで日経平均を大きく押し上げる格好となり、相場全体のムード改善にもつながりました。日経平均は一時6万2000円台を回復する場面もあり、投資家心理の急速な改善がうかがえます。ただ、短期間で2000円超上昇した反動もあり、大引けにかけては利益確定売りが入り、やや上値の重さも意識されました。
また、原油価格の落ち着きや米長期金利の低下も株式市場には追い風となりました。これまで市場を圧迫していたインフレ懸念がやや後退し、債券高・株高の組み合わせがリスク資産への安心感につながっています。為替市場ではドル円が159円前後で比較的落ち着いた推移となっており、急激な円高が進まなかったことも日本株にはプラスに働きました。ただ、この水準は依然として円安感が強く、政府・日銀による為替介入警戒は残っています。市場全体が楽観ムードに傾きつつある一方で、為替は依然として不安定要素を抱えている印象です。
ファンダメンタル面では、AI・半導体需要の強さが引き続き日本株の支援材料になりそうです。エヌビディア決算やオープンAI関連のニュースは、世界的なAI投資拡大期待を改めて意識させました。一方で、中東情勢、米金融政策、為替介入警戒など不透明要因も依然として多く、相場は引き続きニュースに敏感な展開が続きそうです。特に今後発表される米PMIや景況感指数が堅調であれば、米景気の底堅さ確認から世界株高が継続する可能性がありますが、逆にインフレ再燃や金利上昇が意識される内容になれば、再びボラティリティの高い相場に戻ることが考えられます。
