6月24日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
為替市場では、ドル円が162円手前まで上昇した後、日米財務相会談で為替について協議したとの報道を受けて161円前半まで急反落する場面がありました。ただ、政府・日銀による実弾介入は確認されておらず、足元では161円台半ばで底堅く推移しています。米FOMCで年内1回の利上げ見通しが示され、日銀が追加利上げを実施した後も日米金利差が大きく縮小しないとの見方から、円キャリー取引需要は依然として強い状況です。一方で、162円台に再び接近した場合には為替介入への警戒感が高まるため、投機筋も積極的に動きにくく、為替市場は当面神経質な展開が続きそうです。
これからの動きをテクニカル的にみる本日の急落によって短期的な過熱感はかなり解消されたとみられます。日経平均は7万円を割り込んだものの、これまでの急騰局面で形成した上昇トレンド自体が直ちに崩れたわけではなく、6万8500円から6万9000円近辺では押し目買い需要も意識されそうです。ただし、高値圏での大陰線形成と安値引けは短期調整入りを示唆しており、しばらくは7万円を挟んだ値固めの展開が想定されます。
ファンダメンタル面では、米国の利上げ観測や25日に発表される米PCE価格指数の内容が最大の焦点になります。インフレの高止まりが確認されれば米長期金利の上昇を通じてハイテク株には逆風となり、日本株も半導体関連を中心に調整圧力がかかる可能性があります。一方で、中東情勢の改善期待や底堅い米景気、円安基調の継続は日本企業の業績を下支えする要因です。そのため、短期的には利益確定売りによる調整局面が続く可能性があるものの、中長期的には企業業績と円安効果を背景に上昇トレンドは維持され、調整一巡後には再び7万2000円台から史上最高値更新を試す展開へ向かう可能性が高いと考えられます。
