7月16日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
15日の東京株式市場は、前日の米国株高や韓国株(KOSPI)の上昇を追い風に、朝方から買いが先行する展開となりました。さらに、オランダの半導体製造装置大手ASMLが業績見通しを引き上げたことを受け、東京市場でも半導体関連株に買いが広がり、日経平均は一時1000円超上昇するなど終日堅調な値動きとなりました。高値警戒感から利益確定売りが入る場面もありましたが、好決算を発表した企業への物色意欲が強く、非鉄金属や証券株など幅広い銘柄に買いが波及したことで、日経平均、TOPIXともに続伸して取引を終えました。
外国為替市場では、ドル円は1ドル=162円前後でもみ合う展開となりました。米CPIの伸び鈍化を受けてドル売りが優勢となる一方、日米金利差を背景とした円売り圧力も根強く、方向感に欠ける値動きとなっています。ドル安と円安の材料が交錯するなか、市場の関心はこの日の米PPIやFRB高官の発言、米主要企業決算へ移っており、結果次第では為替相場の変動が大きくなる可能性があります。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が大幅続伸し、高値圏を維持していることから上昇トレンドは継続しているとみられます。短期的には利益確定売りによる一時的な調整も想定されますが、押し目では買い意欲が入りやすく、堅調な地合いが続きそうです。
ファンダメンタル面では、米国のインフレ指標や金融政策の行方に加え、米主要企業や国内企業の決算内容が相場を左右することになりそうです。AI・半導体関連企業への期待や企業業績の改善が続けば相場の支援材料となる一方、中東情勢の緊迫化や米物価指標の上振れによる長期金利の上昇には引き続き注意が必要です。総じて、好業績銘柄や半導体関連を中心とした物色が続けば、日経平均は高値更新を試す展開が期待されます。
