7月14日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
13日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末比1315円安の6万7242円73銭、TOPIXも3日ぶりに反落するなど、リスク回避姿勢が強まる一日となりました。朝方は中東情勢の緊迫化を背景に投資家心理が悪化し、半導体関連株や非鉄金属株を中心に売りが広がりました。韓国市場が軟調に推移したことも重しとなり、日経平均は一時1900円を超える下げとなる場面がありましたが、売り一巡後は値ごろ感を意識した押し目買いが入り、終盤にかけては下げ幅を縮小しました。市場全体では全面安という状況ではなく、小売株や金融株の一角には資金が流入しており、物色対象を選別する動きもみられました。
外国為替市場では、1ドル=162円20銭前後まで円安が進みました。週末の米国とイランの対立激化を受けた有事のドル買いや、GPIFに関する報道をきっかけとした円売りが相場を支えましたが、ドル高の勢いは次第に落ち着き、その後はもみ合う展開となりました。現時点では161円台後半が下値として意識される一方、162円台後半では上値の重さも意識されており、中東情勢や海外市場の動向を見極める展開が続きそうです。
これからの動きをテクニカル的に見ると、急落後に下げ幅を縮小して取引を終えたことで、押し目買い意欲の強さが確認された格好です。ただし、日経平均は短期的なサポートラインを下回っており、当面は値動きの荒い展開が続く可能性があります。一方で、6万6000円台では買い需要も確認されているため、この水準を維持できれば自律反発へ向かう展開も期待できます。
ファンダメンタル面では、中東情勢の先行きや米国の金融政策、長期金利の動向が引き続き最大の焦点となります。加えて、為替が162円前後の円安水準を維持すれば輸出関連企業の業績には追い風となるため、地政学リスクが落ち着き、米国株が底堅さを維持すれば、日本株も徐々に投資家心理を回復し、再び上昇基調へ戻る可能性が高いと考えられます。
