7月17日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
16日は日経平均株価が前日比1915円97銭安の6万6835円54銭と3日ぶりに大幅反落し、TOPIXも下落しました。前日の米国株高を受けて取引を開始したものの、AI・半導体関連株を中心に利益確定売りが膨らみ、韓国総合株価指数(KOSPI)の急落も投資家心理を悪化させ、一時は日経平均の下げ幅が2200円を超える場面もありました。その後は、TSMCの決算が市場予想を上回ったことで一部半導体関連株に買い戻しが入り、後場は下げ幅を縮小しましたが、全体としては短期的な過熱感を冷ます調整色の強い一日となりました。
外国為替市場では、ドル円は1ドル=162円台前半で小動きとなりました。米CPI、PPIの鈍化を背景にドルはやや上値の重い展開でしたが、株式市場が大幅安となった割にはリスク回避の円買いは限定的で、クロス円も落ち着いた値動きとなるなど、市場全体は方向感に乏しい展開でした。今後は米小売売上高などの経済指標やFRB高官の発言を受けて、ドル円が162円台を維持できるかが焦点となりそうです。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が6万6500円近辺で下げ止まることができるかが重要なポイントとなります。ここを維持できれば自律反発が期待されますが、戻り局面では6万8000円前後が上値抵抗として意識されそうです。
ファンダメンタル面では、TSMCの好決算が示すようにAI・半導体需要は引き続き堅調であり、米国のインフレ鈍化による利下げ期待も相場を支える材料です。短期的には利益確定売りによる不安定な値動きが続く可能性はあるものの、企業業績への期待が維持されれば、調整一巡後は再び上昇基調へ回帰する展開が期待されます。
