7月30日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
本日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比930円73銭安の6万1434円19銭と大幅に続落しました。一方で、TOPIXは小幅ながら反発しており、指数によって明暗が分かれる展開となりました。朝方は前日の急落に対する自律反発を期待した買いが先行しましたが、米格付け会社フィッチがAIへの巨額投資を信用リスクとして警告したことを受け、半導体やAI関連株に再び売りが集中しました。その結果、日経平均は午後に約2カ月ぶりとなる6万1000円割れまで下落する場面がありましたが、その水準では短期的な売られ過ぎ感を意識した買い戻しも入り、終盤にかけては下げ幅を縮小しました。また、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回っており、指数ほど市場全体の地合いは悪くなかった点も印象的です。
外国為替市場では、1ドル=163円50銭台と朝方よりやや円高方向へ推移しました。ただ、市場全体は今晩の米FOMCの結果公表を控え、積極的な売買を手控える姿勢が強く見られました。一方で、中東情勢の再びの緊迫化による原油価格の上昇や、FOMCの声明内容次第ではドル相場が大きく動く可能性もあり、為替市場は神経質な展開が続いています。円相場の方向性は今後の日本株にも大きく影響するため、引き続き注目が必要です。
これからの動きをテクニカル的に見ると、短期間で大幅な下落が続いたことで、RSIなどのオシレーター系指標は売られ過ぎを示し始めており、自律反発が入りやすい局面に近づいていると考えられます。ただし、6万3000円近辺は戻り売り圧力が強まりやすく、反発しても上値は重い展開が想定されます。
ファンダメンタル面では米FOMCの結果やFRBの金融政策スタンス、米ハイテク企業の決算内容、中東情勢の行方が相場の方向性を左右する重要な材料となります。FOMCが市場予想よりもハト派的な内容となり、米企業決算が堅調であれば投資家心理の改善から反発基調へ向かう可能性がありますが、タカ派姿勢が強まる場合や地政学リスクが一段と高まれば、当面は不安定な値動きが続く展開が予想されるでしょう。
