8月6日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
5日の東京株式市場は、前日の米国株高やダウ平均・S&P500の過去最高値更新を好感し、朝方から幅広い銘柄に買いが先行する展開となりました。一時は利益確定売りで伸び悩む場面もありましたが、韓国総合株価指数(KOSPI)の堅調な推移や好決算銘柄への物色が投資家心理を支え、後場にかけて再び上げ幅を拡大しました。指数寄与度の高い値がさ株や半導体関連株を中心に買いが入り、日経平均は終値で約2週間ぶりに6万6000円台を回復する力強い内容となりました。また、非鉄金属やガラス・土石など景気敏感株にも資金が向かい、市場全体では33業種中23業種が上昇するなど、買いの広がりが確認できる相場でした。
外国為替市場では、先週後半の日米協調介入を受けてドル円は円高方向へ修正された後、足元では157円台で落ち着いた値動きとなっています。米国株高や原油価格の下落などを背景にリスク選好の動きが円売りを支えた一方、158円近辺では為替介入への警戒感も強く、上値を積極的に追う展開には至っていません。日銀の金融政策や日米金利差を意識した神経質な値動きが続いていますが、現時点では為替市場が株式市場の重しとなる状況ではなく、投資家心理の改善を後押しする環境が維持されています。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が6万6000円台を回復し、高値圏で引けたことで短期的な上昇トレンドが一段と強まりました。戻り高値を更新したことで買い安心感が広がりやすく、6万7000円台を試す展開も期待されます。ただし、急ピッチで上昇してきたことから、利益確定売りによる一時的な調整を挟みなが上昇していくでしょう。
ファンダメンタル面では、米企業決算が総じて堅調であることに加え、米景気の底堅さや地政学リスクの後退、原油価格の落ち着きが引き続き株式市場を支える材料となりそうです。一方で、今後発表される米ADP雇用統計やISM非製造業景気指数、週末の米雇用統計の結果次第では、米金融政策への見方や長期金利、為替相場が変動し、市場の値動きが大きくなる可能性があります。これらのイベントを無難に通過できれば、日本株は海外市場の堅調な流れを背景に、押し目をこなしながら上値を試す展開が続くのではないでしょうか。
