11月4日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
2日の日経平均株価は前週末比208円25銭安の6万3081円86銭。TOPIXは34.79ポイント安の3930.28ポイント。
これからの動きをテクニカル的に見ると、6万3000円近辺が目先の重要な下値支持線となります。この水準を維持できれば、今回の下落に対する自律反発から6万4000円台への戻りを試す展開が考えられます。ただし、上値では直近の戻り売りや移動平均線が抵抗となりやすく、6万4000円台を明確に回復するには売買代金の増加と半導体関連株の持ち直しが必要です。一方、6万3000円を終値で明確に下回る場合は、心理的な節目を失うことで6万2000円台への下押しに注意したほうが良いでしょう。
ファンダメンタル面では、米中間選挙の結果とその後の米国株の反応、AI関連企業の決算や設備投資計画、米国の金融政策、原油価格の動向が相場の方向を左右する重要な材料となります。特に、AI投資に対する収益性への懸念が解消されなければ、半導体やハイテク株を中心に上値の重い展開が続きやすいでしょう。反対に、選挙結果を市場が冷静に消化し、米国株が落ち着きを取り戻せば、日本株にも買い戻しが入りやすくなります。当面は6万3000円を下値の目安としながら、米国発の不透明要因が解消されるかを確認する神経質な展開が続く事が予想されます。
為替市場では、ドル円が一時1ドル=158円近辺まで円安に振れました。円安は輸出関連企業の採算改善期待につながるため、日本株にとっては一定の下支え材料ですが、今回は米国株安やAI関連株の調整に伴うリスク回避の動きが優勢となり、株価を押し上げるには至りませんでした。為替の円安だけでは相場全体を支えきれない状況であり、今後は米国の金融政策や長期金利の動向に加え、政府・日銀による為替介入への警戒感にも注意が必要です。
