7月21日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
17日の京株式市場は、米国市場での半導体株安や韓国で発表されたレバレッジETF規制強化の影響を受け、半導体関連株を中心に幅広い銘柄へ売りが広がりました。さらに、中東情勢の緊迫化や米長期金利の上昇に加え、3連休を前にした持ち高調整の売りも重なり、日経平均は一時4,000円を超える急落となるなど、投資家心理が大きく冷え込む展開となりました。ただ、後場後半には短期的な売られ過ぎを意識した買い戻しも入り、下げ幅を縮小して取引を終えており、急落局面では押し目買いを狙う動きも確認されました。
外国為替市場では、株式市場が大きく乱高下した一方で、ドル円は162円台を中心とした落ち着いた値動きとなり、リスク回避局面でみられやすい急激な円買いやドル買いは限定的でした。ドル指数も7月に入ってからは上昇が一服しており、市場全体としては各国中銀の金融政策を見極めたいとの姿勢が強く、為替市場は比較的静かな推移となっています。このため、株式市場の大幅下落ほどには市場全体のリスク回避姿勢が為替へ波及しておらず、投資家は週末を前に積極的なポジション形成を控えている印象です。
日経平均が史上最高値から短期間で1万円を超える急落となったことで、短期指標は売られ過ぎの水準に近づいており、自律反発が入りやすい局面になりつつあります。ただし、上値では戻り待ちの売り圧力も強く、当面は値動きの荒い展開が続く可能性があります。ファンダメンタル面では、AI・半導体関連株への利益確定売り、中東情勢の悪化、原油価格の上昇、米中関係への警戒感など不透明要因が多く、しばらくは投資家心理が改善しにくい環境が続きそうです。今後は米国の経済指標や企業決算の内容、米長期金利や中東情勢の動向が相場の方向性を左右するとみられ、これらが市場予想を上回る内容となれば反発基調へ向かう可能性がある一方、警戒材料がさらに強まれば調整局面が長引くことも想定されます。当面は神経質な相場展開を見込みつつも、短期的には自律反発を試す動きにも注意が必要でしょう。
