7月27日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
24日の東京株式市場は、前日の米国株大幅安を受けてAI・半導体関連株を中心に売りが膨らみ、日経平均株価は前日比1,811円45銭安の6万4,611円15銭、TOPIXも4日ぶりに反落しました。アルファベットやテスラの決算を受けたAI投資への警戒感に加え、中東情勢の一段の緊迫化や韓国・台湾市場の下落も重しとなり、日経平均は一時2,200円を超える下げ幅を記録しました。売り一巡後は押し目買いも入り下げ渋る場面がありましたが、週末要因や今晩の米国市場を見極めたいとの姿勢が強く、戻りは限定的でした。業種別では半導体や非鉄金属など景気敏感株が売られる一方、医薬品や保険、海運などディフェンシブ銘柄へ資金が向かい、投資家のリスク回避姿勢が鮮明となる一日でした。
外国為替市場については、ドル円相場が1ドル=163円80銭前後で推移し、全体としてドル高・円安基調が続きました。米国とイランの対立激化や紅海情勢の悪化を背景とした有事のドル買いに加え、91ドル台の高水準を維持する原油価格も円売り要因となっています。一方で、日本政府・日銀による円安けん制姿勢や為替介入への警戒感も意識されていますが、市場の反応は限定的で、依然として日米金利差を背景としたドル買い・円売りの流れが優勢です。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が節目の6万5,000円を下回ったことで短期的な調整局面入りが意識されますが、6万4,000円近辺では押し目買いも入りやすく、自律反発を試す展開も期待されます。一方、この水準を明確に割り込めば下値模索が続く可能性もあります。
ファンダメンタル面では、米国のPMIなど主要経済指標やFRBの金融政策観測、中東情勢や原油価格の動向が引き続き市場心理を左右する見通しです。地政学リスクが和らぎ、米ハイテク株が落ち着きを取り戻せば日本株にも買い戻しが入りやすくなる一方、不透明要因が長引くようであれば、当面は値動きの荒い神経質な相場が続くと予想されます。
