7月8日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
外国為替市場については、ドル円は1ドル=162円前後を中心とした値動きとなりました。政府が低金利維持を目指しているとの報道を否定する発言を受け、一時は円買いが強まりドル円は161円台後半まで下落しましたが、イランによるホルムズ海峡での商船攻撃が伝わると、有事のドル買いも入りました。このため、円買いとドル買いが交錯する神経質な相場となり、大きな方向感は出ませんでした。また、原油価格の上昇や米10年債利回りの上昇もドルを支える要因となり、市場参加者は中東情勢や米金利の動向を慎重に見極める姿勢を強めていました。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均の6万8000円近辺が重要なサポートラインとして意識され、この水準を維持できれば自律反発から6万9000円台回復を試す展開が期待されます。一方、この水準を下回るようであれば、6万7500円前後まで調整が進む可能性もあります。
ファンダメンタル面では、企業業績は依然として底堅く、円安基調も輸出関連企業の収益を支える環境に変化はありません。また、AI関連投資の拡大という中長期的な成長テーマも継続していることから、日本株の上昇基調そのものは維持されると考えます。ただし、当面は中東情勢や原油価格、米長期金利、米半導体株の動向に加え、ETF分配金に伴う需給要因も相場を左右するため、短期的には値動きの荒い神経質な展開が続きそうです。

