7月6日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
本日3日の東京株式市場は、前日の急落から一転して力強い反発となりました。日経平均株価は前日比1,010円高、TOPIXも5日続伸となり、市場全体に買い戻しの動きが広がりました。朝方は米国の半導体株安を受けてAI・半導体関連株を中心に売りが先行しましたが、売り一巡後は急落していたAI関連銘柄が切り返したことをきっかけに投資家心理が急速に改善し、日経平均は早い段階でプラス圏へ浮上しました。その後も内需株や医薬品、商社株など幅広い業種へ買いが波及し、後場も堅調な展開が続きました。最終的には取引時間中の高値圏で引けており、押し目では買い意欲が依然として強いことを改めて印象付ける一日だったと感じます。また、33業種すべてが上昇する全面高となったことからも、特定のテーマだけではなく市場全体へ資金が向かったことがうかがえます。
為替市場では、ドル円が前日の162円台から160円台後半まで円高方向へ動いた流れを引き継ぎました。米雇用統計の弱い結果によるドル売りに加え、政府・日銀による為替介入への警戒感が円相場を支えており、東京市場でも円高進行への警戒は意識されました。ただ、米国市場が休場で材料が限られる中では為替の値動きも方向感に欠けやすく、株式市場では円高への過度な警戒よりも、企業業績や押し目買いの勢いが優勢となりました。
これからの動きをテクニカル的にみると、急落後に大陽線で切り返し、高値圏で取引を終えたことで、短期的には自律反発の流れが継続する可能性が高まったと考えます。市場全体に買いが広がったことや、高値引けとなったことは買い方にとって安心感を与える形となり、再び節目となる7万円台回復を試す展開が期待されます。一方で、短期間で値動きが大きくなっていることから、利益確定売りによる上下の振れは引き続き警戒が必要です。
ファンダメンタル面では、米国の雇用統計を受けてインフレ懸念や追加利上げへの警戒感が和らいだことは、日本株にとって追い風となっています。また、企業業績や設備投資への期待、国内外からの資金流入基調も相場を支える要因となりそうです。ただし、政府・日銀による為替介入の可能性や円高進行、米国ハイテク株や半導体株の動向は引き続き相場全体の変動要因となります。当面は押し目を拾う動きが優勢となりやすく、7万円台を固める展開が期待されますが、為替や海外市場の変化次第では一時的な調整を挟みながら上値を試す展開になると予想されます。
