8月4日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
本日の東京株式市場は、前週末に2,400円超の急伸を記録した反動に加え、日米両政府による円買い協調介入を受けた急速な円高進行が嫌気され、日経平均株価は前週末比607円12銭安の6万3,754円90銭と3営業日ぶりに反落しました。前場には一時1,600円を超える下落となる場面もありましたが、後場には押し目買いが入り下げ幅を縮小するなど、依然として値動きの荒い相場が続いています。業種別では輸送用機器や不動産、陸運、石油石炭など幅広い銘柄に売りが広がり、円高による企業業績への影響を警戒する投資家心理の強さがうかがえました。一方で、一部の半導体関連株には底堅い動きも見られ、市場全体を支えるには至らなかったものの、テーマ性のある銘柄への物色意欲は残っています。
外国為替市場では、日米当局による協調介入を受けてドル円は156円50銭台で推移し、市場は介入効果と今後の追加対応を見極める展開となりました。これまでの覆面介入とは異なり、協調姿勢を明確に打ち出したことで円安を抑制する意思が強く示されており、輸出関連株には逆風となる一方、今後のドル円相場の方向性が日本株全体の値動きを左右する重要な材料となりそうです。
これからの動きをテクニカル的に見ると、急落後の下値では押し目買いが確認されており、6万3,000円台前半が当面の下値支持として意識されそうです。ただし、ボラティリティが依然高く、為替や海外市場の動向次第では短期的に乱高下する展開が続くでしょう。
ファンダメンタル面では、日米共同声明の内容や追加の為替介入の有無、米ISM製造業景気指数などの経済指標、米企業決算の結果が相場の方向性を左右するとみられます。円高が一段と進めば輸出関連企業への業績懸念が重しとなる一方、米景気の底堅さや半導体・AI関連企業への期待が維持されれば、押し目買いを交えながら徐々に持ち直す展開も期待されます。当面は為替相場の安定が確認できるかどうかが、日本株反発の大きな鍵となるでしょう。
