10月9日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が7万円の節目を割り込み、安値引けとなったことが重しになります。短期間で急速に上昇した反動から、目先は6万9000円前後で下げ止まれるかが重要です。ここを維持できれば自律反発に向かいやすい一方、明確に割り込むと6万8000円台まで調整が深まる展開も想定されます。反対に7万円を回復して安定すれば、今回の下落が上昇基調の中のスピード調整だったとの見方が強まり、再び7万1000~7万2000円台を試す動きにつながりそうです。
ファンダメンタル面では、米長期金利と原油価格の動向が当面の最大の焦点です。原油高が続けばインフレ懸念から米金利が上昇し、米国株や日本のハイテク株への利益確定売りが強まりやすくなります。一方、原油価格と米金利が落ち着けば、AI・半導体関連を中心に押し目買いが入りやすく、企業決算で業績の底堅さが確認されれば再び上昇基調に戻る余地があります。したがって、短期的には過熱感を冷ます調整が続きやすいものの、中期的には企業業績やAI関連需要が株価を支える構図は崩れておらず、6万9000円前後を下値のポイントとして、決算内容と米金利を確認しながら戻りを試す展開が予想されます。
為替市場では、ドル円が一時157円59銭まで円高方向に振れたものの、その後は158円29銭まで戻し、158円20銭近辺で推移しました。日米金利差を背景としたドル買い・円売りが続いているほか、原油高によるインフレ懸念もドルを支える材料となっています。ただし、政府・日銀による円安けん制への警戒感から158円50銭近辺では上値が重くなりやすく、為替が株価の下支え材料になる一方、円安が急速に進めば介入警戒が強まる点には注意が必要です。
