11月5日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
4日の日経平均株価は前日比893円23銭安の6万2188円63銭。TOPIXは34.90ポイント安の3895.38ポイント。
これからの動きをテクニカル的に見ると、日経平均が一時6万円近辺まで下落した後に6万2000円台を回復したことから、6万円前後が当面の重要な下値支持帯として意識されます。ただし、3日続落によって短期的な下落基調が鮮明となっており、まずは6万3000円台を回復し、さらに6万5000円近辺を上抜けられるかが反転の目安となります。6万2000円を明確に下回る展開となれば、6万円の節目を再び試す展開に警戒が必要です。急落後の自律反発は期待できますが、移動平均線との下方乖離や戻り売り圧力を考えると、すぐに上昇トレンドへ復帰するには相応の売買代金を伴った反発が必要です。
ファンダメンタルズ面では、米中間選挙後の米国の政策運営、AI・半導体産業への投資環境、米国の金融政策、中東情勢が当面の主要な判断材料となります。特に、AI関連企業の設備投資計画や業績見通しに大きな変化がないことが確認されれば、今回売られた半導体関連株を中心に買い戻しが進み、日経平均の反発を後押しするでしょう。一方、米国の政策不透明感が長引き、米ハイテク株の調整や円高が重なる場合には、上値の重い展開が続きそうです。目先は6万円台を維持できるかを確認しながら、急落後のリバウンドを探る神経質な値動きが続くと予想されます。上昇に転じるには、米国株の安定とAI・半導体関連株への投資家心理の改善が重要になります。
為替市場では、民主党の勝利によってトランプ政権の財政拡張政策が抑制されるとの見方から、米国債利回りの低下とともにドル売りが進みました。ただし、株式市場と同様に初動の反応は一服しており、今後は米長期金利の動向や米国の金融政策見通しがドル円相場を左右しそうです。円高が進行すれば、輸出関連企業の業績期待を押し下げる要因となるため、為替の動きにも引き続き注意したいところです。
