7月15日 今仕込んでおきたい注目の銘柄 |
今日の相場とこれからの見通し
14日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比500円77銭高、TOPIXも反発しました。朝方は中東情勢の緊迫化や前日の米国株安を背景に売りが先行し、半導体関連株を中心に軟調なスタートとなりました。しかし、売り一巡後は押し目買いが優勢となり、内需株を中心に幅広い銘柄へ買いが波及したことで相場は切り返しました。後場には韓国市場の持ち直しや原油価格の上昇一服も安心感につながり、日経平均は高値圏で取引を終了しました。業種別では、原油高を背景に鉱業株や、地政学リスクの高まりを受けた海運株が買われる一方、AI・半導体関連は利益確定売りに押される場面もあり、相場全体では物色の広がりが意識される一日となりました。
外国為替市場については、ドル円は162円台前半で推移し、米6月CPIやFRB議長の議会証言、米主要金融機関の決算発表を控えて積極的な売買は見送られ、ややドル売り・円買いが優勢となりました。ただ、FRB高官からは追加利上げに前向きな発言が相次いでおり、米CPIの結果次第ではドル買い・円安基調が再び強まる可能性があります。一方で、中東情勢の緊迫化による有事のドル買いも意識されており、為替市場は経済指標と地政学リスクの両方に神経質な展開が続いています。
これからの動きをテクニカル的に見ると、本日の反発により短期的な下値不安は後退し、押し目買い意欲の強さが改めて確認されました。一方で、直近高値水準では戻り待ちの売りも予想されるため、上値を伸ばすには海外市場の追い風が必要となりそうです。ファンダメンタル面では、米6月CPIやFRB高官の発言、米主要金融機関の決算内容に加え、中東情勢の動向が最大の注目材料となります。米インフレの鈍化が確認されれば利上げ懸念が後退し、半導体をはじめとする主力株への買い戻しが期待できます。一方で、CPIが市場予想を上回る結果となれば追加利上げ観測が一段と強まり、米長期金利の上昇を通じて世界的に株式市場の重しとなる可能性があります。短期的には重要イベントを控え値動きの大きい相場が続くとみられますが、押し目では買い意欲も根強く、好材料が出れば再び上値を試す展開も期待されます。
